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実家へ

実家へ帰らせていただきます
と昨夜は実家に行ってました。
夫は飲み会で遅くなる日だったし。
たまにはそれぞれの週末もいいものです。

実家に行ってなにするかというと
大半は
母とおしゃべりしながら
母の様子に変化がないか なんとなくチェックしています。

80才目前ながら、近所の方々と日々活動できているおかげで
病気もせず、元気はつらつで嬉しいのですが
会話の中でときどき
こっちが今話したことに対して、相づちうちながらまったく話を聞いてなかったりするいい加減なシーンがあります。
ま、それは年齢的なものというより性格的なことかもしれないけど。
他にも
やはり年相応にいろんなことが大雑把になってて
それを実の娘という強みで言いたい放題、母にちくちくと言います。

『ここもうちょっとちゃんと拭いた方がいいんじゃない?汚れとるよ』と言いながら
テキトー感ただよう部分を拭いてみたり
『この引き出し、物多すぎ。ちょっこ整理しよう』 と言いながら
何十本もつっこまれてるすでにインクが乾燥してるようなペンやら、
何十年前からあるのか謎な大量の使いかけのとっくに固くなった消しゴムやら
父が仕事で使っていた頃からのホッチキス10個、大量の画鋲、その他もろもろ
一緒に取捨選択。
そしたら案の定、引き出しがスッカスカになりました。

もともと大雑把な性格が、年とともにさらに整理整頓や掃除が雑になる。
もったいない、の年代だから使えそうな物はなんとなくとっておきたくて
”とりあえず”で引き出しにつっこんでしまい
だけど自分の日常ではまったく出番もない。
床などもいろんなものが落ちてても
誰かが客観的に指摘してやらないと、そこがそんなに汚れてるとか気がついてなかったりする。
どうも、薄汚れてる光景に見慣れてしまってるようなのです。
母はまだ素直に『あらーもったいない気するけど…そうやね、もういらんね』
『ほんまや、拭いたらきれいになったわ〜』と娘の意見を聞いてくれるし手出ししても協力的なほうだからかなりいいですが
長年、家の中で緊張感無く自己流家事をやってきてる主婦って人の目があるわけでもないから
ときどきこうして客観的指摘をずばっとしてあげないととめどもなくだらしなくなる。
バイトでもしてて外で第三者から注意されたり叱られたりの経験がある主婦ならまだしも
母のような専業主婦って家の中の家事では天下だから誰かから叱られたりすることもなくずーっときてる。

だからこそ
80才近い母とはいえ、ときどきこうしてチクッと厳しいこと言って緊張感もたせてあげると
ぼ〜っとしそうな脳に刺激を与えられる感じがするし
本人も、あらーほんまや〜という気づきがある。ボケ防止になるんじゃないかなと。
人から注意されてそれに対してただカチンとしたり受け入れられなくなったりするのこそ老化だから。

でも
食事の準備や家庭菜園や歌の会や老人会や
好きなことでちゃきちゃき動き回れてるからまだそういう面では安心。
で、好きでやってるわりに
「だーれも草むしりやってくれんからあたしがやるしかないにか」だの
「みんな体の具合悪い人ばっかりやからあたしが役員やるしかないもん」だの
愚痴めいたことを言ったりもする。
なので
『それ全部、なんだかんだゆうて、自分で好きでやっとることやにか。よーゆうわ〜!』と、とどめをさしとく。
 そうすると
笑いながら「まぁそうなんやけどねぇ」と。
自覚があるならよろしい。 

 

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by yukari  at 21:51
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