お昼頃、久しぶりに青空が見えました。
白い桜の花も空が青いとやっと見えます。
空が白いと花が全然映えないんですよね。

数日前
88歳の母が庭に出たところで転んで大腿骨を骨折。
病院に運ばれ、手術、そして当面入院となってしまいました。
この年での骨折はキビシイものがあります。
自力で歩けるまでに戻れるでしょうか。
もし車椅子生活となれば、昭和のままの自宅の中では段差が邪魔で車椅子なんて動かせない。
バリアフリーな空間のための改装など考えなければいけないだろうし
気がかりばかりが生まれます。
ともかく、術後2日めの今日、お見舞いに行ってきました。
病院では柔らかいものでもゼリーでも、食欲がなく母は受け付けない様子で、今は点滴でしか栄養がとれてないと
兄からきいていたので、一応りんごゼリーを作ってスプーンも一緒に持っていってみました。
食べて栄養をとらないと、回復も遅くなるしと思ってのことでしたが
ベッドの上の母はだるそうに目をつむっていて、
ちょっとだけ口元にゼリーをつけて口にいれてはもらいましたが、ひと口でもう『いらない』と。だめか〜。
ただ、水分はどうにか摂らないとと
ストローごしのお茶とヨーグルトを強引に口元へ。
そうすると少しずつは飲んでくれました。
動けないからただベッドにいるだけというのも、食欲がでない理由だろうけど、
たぶん薬の影響もあるのでしょう。
でも、なにか食べたいものない?と聞いていたら、看護師さんが来て『昨日アイス食べたい言っとられたよ』と。
それならと、売店に行き、バニラアイスを買ってきて
スプーンで口に差し込むと、溶ける感覚と冷たさが良いのか、
それはすんなり受け付けてくれました。
液体化して溶けるようなものしか今は口が受け付けないみたい。
なんでもいいから口に受け入れてくれればそれでいいので、しばらくアイスを口にいれてあげました。
大部屋だと他の患者さんにも気をつかいます。面会も10数分ほどで、と制限があったので、
そこで病院をあとにしました。
先週、春分の日、墓参りのあとに実家に立ち寄り、母としゃべったというのに
その数日後にこんなことになって…。
コロナ禍前の84歳くらいまでは自前の歯を20本もち、普通に元気に食べ、歌い、動き回っていた母ですが
コロナ禍に行動制限とマスクの強要が始まって以来、歌う場がなくなり、人と関わることが減り、家に閉じこもる暮らしで歩くことが減り、
あっというまに歯が抜け落ち。
それで足腰もぐっと弱くなってしまいました。
コロナ禍がなく、歌う会にもずっと行けてたら、もしかしたら今ももっと元気だった可能性があるので
コロナ禍という、なんだか恐怖ばかり煽る報道に日本中が翻弄されたあの数年間が
ほんとにうらめしい。
あげくのはてに”5類”って扱いになって、あの騒ぎはなんだったの?って。
富山県民は真面目だから、老人は予防接種を受けろと言われれば3本でも4本でも受ける。
ただ、今となっては
そこまでコロナワクチン、何度も体にいれなくてもよかったんじゃないか、人混みにもいかず家にこもってたんだし
なんて
強いワクチンによる、体への影響のほうがよっぽどダメージ大きかったんじゃないか
なんて
年齢によるものだけとは思えないほど急激に衰えたこの数年の母の様子をふりかえるたび
思うのです。
応援よろしくお願いします。
富山県 ブログランキングへ