車を持たずに富山暮らし

暑かった夏が終わります。
今朝の涼しさはほっとする〜。 

明日から八尾のおわらが始まる、と
朝刊に素敵な写真。
まだ現地で見たことがない。
今年は９月１日〜３日が金土日ということで
いっそう混みそうだけど
毎年行ってるという観光客もいるくらいだから
いい雰囲気なんだろうなぁ。
現地でゆっくり見られる時期が数年のうちに来ることを願って
ひとまず我が家は明日、引っ越しなので（苦笑）
今年はそちらを見に行くのはあきらめて
2017年のおわらの時に引っ越し、という記念日的に引っ越し日をインプットしながら
作業をぬかりなく進めたい。

富山市暮らしのとっかかりになったこのアパートには
２年半お世話になって
ここを拠点に北に南に東に西にと
歩いて電車に乗って
時には車を借りて少し遠くまで探検しにいったりもして
富山市の全体をざっくり把握したい
移住第一段階にはちょうどよかった位置だったのかも。
明日からは
より、まちなかに集中して
まだまだ知らない富山のまちなかの世界と
まだまだあるはずの、まちなかの楽しみ方と
まちなかでの便利な暮らし方を
探っていく、第二段階に入りたいと思います。

 

初めて行ってみた。

こんな素敵なところがあったんだね。

つみとりはサマーブラック。
皮ごと食べられて
種もなくて
甘くて
みずみずしくて
これおいしい〜。

調子にのってつみすぎないように
２房だけ。
粒が大きくてずっしりしてるから
２房の重量で1200円。 
 時期が流れていくにつれて
いろんな種類のぶどうもつみとりできるみたい。 

２年前、富山に来た直後に発売されて
ずーっと気になりながらも
『図書館でいつか借りよう』と借りるタイミングをはかっていた本。
 

やっと集中して読める気がしてきたので
借りてみた。
たぶん、発売直後にもうとっくに読んだよ、という人のほうが富山の人には多いんだろうけどね。
 

富山市から入善までの東側エリアの話がたくさん出てくるようなので
楽しみ。東側、ほとんど知らないから。

今日は朝から重い雲、モーレツな雨。
今年はただ蒸し暑い日ばかりで（昨日もまいった〜）、空はぱっとしない感じで夏が終わりそう。
 

去年の今頃は
トロッコ電車に乗って見た景色がこんなんで

気持ちいい空の日も多かったんだけどね。

今年は秋の紅葉と青空に
期待しよう。

そういえば
”プレミアムフライデー”　なんだっけ。
その言い方もなんか今さら、という気がしないでもない。

自力で外に出しておく
そして
平日限定
というのが
市の有料粗大ゴミ処理の条件。 
今月初めに電話して予約がとれたのが今日。
 

朝のうちに
夫とふたりで軍手はめて家具持って
アパート階段をへーこら何度も降ろして。
３段ボックスみたいな棚２つと
ダイニングテーブル
引き出し付きライティングデスク
ちゃぶ台
サブ引き出し台。 
 

大きなトラックと
大きなゴミ収集車みたいな車の２台でやってきて
おじさんたち（市の職員かな）が４名。
まずは家具全部を
板みたいな秤にいっきに全部積み上げて全体重量を計測。メーターはコードレスになってる。めっちゃ便利な秤。
計83キロです。
30キロで2000円弱、で追加10キロごとに追加300円弱というのは最初にきいてたけど
『3930円です』と言われて
やすーい、と思った。
さすが市の処理だわー。
引っ越し業者の見積もりの時に粗大ゴミ処理もまかせられるかきいたとき
『１万円です』って言われ
『市で頼んだ方が安くなりますよ』とご丁寧に教えてもらったからそうしたんだけど
たしかにそうだった。
で、その場でお支払いしてサインと認印。

てっきり
使えそうな棚に関してはそのままトラックに積んでってリサイクルにでもまわすのかと
思ってたけど
なんと
かたっぱしからおじさんたちは
ゴミ収集車みたいな強力粉砕マシーンに突っ込んで
ガリガリガリ
バキバキバキ
あっというまに全部ただの木、ただの板、ただの木っ端、ただのゴミ
になって吸い込まれ
『では、失礼します』と２台はあっというまに去ってしまった。
あまりのパワーに圧倒され、ここまであっというまに木っ端みじんになった棚やテーブルたちに
笑うしかなかった。
ちゃぶ台以外は全部北海道から運んできた安い家具だったけど
なぁ〜んだわざわざ持ってくるほどでもなかったかもね、なんて思ってしまった。


 

子供の頃といえば
もう40年も前の話になり
その当時、富山はまだ外食文化はかなり薄かった気がする。
食事は家でするもの、というのが基本だったから
外で食べることはひじょーにインパクトがあって
子供心に強く、特別な出来事として刻み込まれた。

富山駅前にあったユニーに週末に食料品の買い出しに行く、というのが
父と母、あるいは父と母と私、ときには父と私、の恒例で
父と私、のときはなんとなく、父の思いつきでちびっこだった私連れでついでランチに寄り道することがたま〜にあり
それは家からでかけるときにはたぶんもう父の頭の中にスケジュールとして心づもりができてて
母に『おにぎり作ってくれる？』と頼んで最初からおにぎり持参のときは西町の大喜行き。
そうじゃないときのあるときは路地裏の、カウンターしかないちょっと汚め（古め）な店内のとんかつ屋さんだったりもした。
店の名前は思い出せないけど、壁にやたらと巨人軍選手のサインとか長嶋さんがらみのものが飾ってあって
店のオーナーが長嶋さんファンなのかな、と思った印象だけは残ってる。
で、そうじゃない別のときのこと。
記憶としてはたった１度だけだったと思うけど
子供だった自分にはとても落ち着いた新鮮な空間だったから
今日までしっかり覚えていた店。
それが総曲輪の蕎麦屋『つるや本店』 。

富山に来て２年半。この店の前を何度も歩いて、ここだったなーと眺めてはいたんだけど
近すぎて、再びの入店がかえって後回しになって今日まできた。約40年ぶりに中へ。

創業大正12年。
店は94年もやってるってことですね。富山市の中でもこういう歴史のある店は貴重。
空襲の前からこの地でやってたのか、それはわからないけど
少なくとも私が小学生の頃にはたしかにもうここにあった。今も素敵な店内にほっとする。

当時、何を食べたのかは思い出せない。
ただ、今日は、普段よそではほとんどオーダーしない、あったかい『きつねそば』を迷いなくオーダー。
なんでかな。 

しみじみおいしいなぁ〜という感じ。
富山はやっぱり関西と関東の境目なんだなぁと実感する、薄くもなく濃すぎもなくのかけ汁。
揚げをかんだときのじゅわっと甘い煮汁とやわらかい青ねぎ、ただこれだけの具が
素朴なんだけどたまらなくおいしかった。

お客さんはけっこうひっきりなしに来て
常連と思われるおじさんが『かけそばとご飯』とオーダーしてたのが
気になりポイントのひとつになってしまった。
だって
メニューの中には『かけそば』の文字がない。
裏メニューなのか？
それとも『かけそば』で頼めば、それならそれでちゃんと対応してくれるってことなのか？
常連だからそれが通用するのか？
常連じゃなくても言ってみるとオーダーは通るのか？
で、かけそばだといったいいくら？
気にしだしたらきりがないけど
３回４回ほど通って顔覚えてもらった頃にちょっと試しに言ってみたい気持ちもあるな（笑）。 

お店の方はみなさんやさしくて
なんか居心地よかった。
こういう店はずっとこの先も続いてほしい。

 

珈琲文化発祥の地　港　元町　をイメージした、という元町珈琲。

そう聞いて
みんなはどっちの元町をイメージするのかな。
私は神戸の元町のほう。
でも
横浜の元町のほうをイメージする人もいるでしょう。
だから
どこが発祥というか
どこの会社？と調べてみたら
なんと『岐阜県』でした。

つまり
モーニング文化発祥の地　岐阜県（海がない）がイメージする
港　元町　なわけなので
ま、神戸でも横浜でも
どっちでもいいのかもしれません（笑）。

今日初めて来てみました。
コメダ、星乃、からころ（婦中のからころはいつのまにか閉店…） 
むさしの森、などこれまでもいろいろありましたが 
ここはモーニングメニューがこれ。 

もちろんコーヒーだけの料金でトーストとゆで卵はサービス、というコメダ同様のもあるんだけど
今日はこの、コーヒー代プラス260円のと280円のを頼んでみたら
どちらも大満足のおいしさでした。

席につけたのは11時20分頃だったけど
入店してサインしたのは11時少し前だったので、
11時前まで入店＆サインしたお客さんはモーニングメニューも大丈夫です、と待ってるあいだに言ってもらえて
コーヒーも
11時までの『朝のブレンド』と11時からの『午後のブレンド』
両方オーダーいいですよ、となって
私は『朝』夫は『午後』というふうにオーダーできました。
そういう意味では
たまたまだったにしろ
このきわどい時間帯の訪問はどっちも楽しめるいい時間帯だったのかもしれません。

 

このスタイルだと
カップ２杯分ずつの量がそれぞれにあって嬉しい。
そして『朝』も『午後』もどちらもおいしかった。
モーニングメニューだから軽い量だろうと思ってたけど
自分たちにはランチとしても十分なボリュームで
今日のランチにちょうどよかった。
店内も落ち着いた雰囲気でよかったな。
最近オープンの ”高倉町珈琲”　は昨日テレビ中継されてたから
たぶん今日は混んでるだろうなと思ってこっちにしたんだけど
機会があったらそっちにも行く日がくるかも。
それにしても
富山の人たちがこんなにコーヒー好きとは知らなかったな。
どこいってもたいがい満席。
というか
喫茶店といえる店がこれまで市内にあまりなかったし
駐車場が広く
朝早くから
食事もしっかりできてコーヒーもおいしくて
デザートもあって
のんびりくつろげる店となるととても便利だもんね。
岐阜や名古屋同様
こういうモーニングスタイルのコーヒー店は
富山県民のツボにぴったりはまってるんだなぁ。


 

久しぶりに生きがいセンターまでてくてく。

７月半ばにここまで描いて

で、今日久しぶりに行って
ここまで描きたし。

じっくり見ないとわからない、ささやかな変化（苦笑）。 

この夏は
富山に来て３度目の夏だったけど
一番バテた。
絵をこの１ヶ月休んでたのも
地域の検診の日や、九州行きがかぶったこともあるけど
７月半ばからもう暑さに耐えられず
生きがいセンターに行く気力、絵を描く気力がなくなったからだった。

一年ごとに年をとってることも影響してるのか
なんせハンパなく７月が蒸し暑すぎたからなのか
とにかく、
ついに引っ越しを決意したくらい、
ここにいて今のままの暮らしはあかん、と
実感させられた。

去年おととしまでの暮らしの必要条件と
今年になってからの暮らしの必要条件はちがうので
ほんとはアパート更新の春のタイミングで動けばよかったんだろうけど
不動産との出会いは縁なので
この中途半端な時期になってしまった。
だけど
ここで過酷な暑さを体験した分、未練なくここから移動できる気がする。
だって、このアパート、間取りも気にいって入居したんだし
けっこう快適に暮らせていたしね。
一番の問題は
まちなかエリアというわりに
交通網がびみょーに不便な最南端に位置してたこと。
車所有者なら問題なく暮らせてる環境なんだけど
車を持たずに、まちなかとして暮らそうとする自分たちにとっては
シクロのステーションも
コミュニティバス乗り場も
市電乗り場にも
距離があるのが、
特にこの猛暑のときには体に負担になった。
でも、札幌から引っ越してくるときに
ここの家賃はまちなかなわりにお手頃で魅力的だったからなぁ…
あっ！
こういう、ビミョーに不便な位置だから安かったのか？！ 
今頃なんとなく気付いた。 

朝からきれいな空。

だけど
昨日に引き続き
今日も外には１歩も出ずにいた。

残念ながら
なんか疲れが出てる。
頭痛も。
仕事がない日でよかった。 

引っ越しといっても近くだし
生活圏はそれほど変わらないけど
今日の配達をもって、いったん生協さんからは退会することにして
今日が最終配達日。
重いお米とか、配達してもらってほんと助かってたけど
次の住処で、少し生活ペースが変わるかもしれないからね。
というより
少し生活ペースを変えてみたいとも思ってる。
買い物をする店とか
買い物の中身とか
行動パターンとか。
年があけたら自分も50歳だし
それにむけて
次の住処での暮らしは、ちゃんとしたものにしたいなと今から思ってる。


 

平日に戻った今日。
うっすら雨の１日。 
だから荷造りをまた少し。

お風呂は
引っ越し間際に慌てなくて済むように
すみっこも爪楊枝や古ハブラシ駆使してちまちまちまちま汚れをかきだして。
トイレも徹底的に磨いて。
ここまでやっとけばあとはラク。
 

荷造り作業は日付チェックするいいタイミング。
薬、調味料、スパイス類。
たいがいなにかが
はるか昔に消費期限がきれてる。
そこで気づく。
出番少ないと、引き出しにいれっぱなしになって存在すら忘れてしまうんだね…ごめん...
というわけで
期限きれてるものはそこでバイバイ。
そして期限はきれてないけどもう残りわずかな調味料は
目につくとこにずらっと並べて
引っ越しの日までに使いきって容器も捨てる。

というわけで
残り調味料を使うために
料理の内容が決まってく２週間となります。
 

ひとつ荷造りしては
録画しといた番組をテレビ前でひとつ観て
またひと箱荷造りしては
おやつつまみつつお茶休憩して。
引っ越し準備は、いっきにやろうとするとただ疲れるだけだから
１ヶ月かけて
時間こまかく刻みながらじわじわやる。
管理会社や電気ガス水道NHKなど
電話かけて連絡できるとこには引っ越し決めた時点でいっきに連絡。
ある日は５箱荷造りし
翌日は３箱
次の日は荷作りはせず、捨てられるものをできるだけ捨て
その翌日は２箱だけ荷造り
そんな感じでじわじわと
スケジュール的に苦にならないように。
過去16回の引っ越し経験は無駄にはなってない。
どんどん効率良く、楽に荷造りできるようになっています（苦笑）。

先週までに計17箱まとめてて
今日は先ほど2箱詰めた。
これで計19箱。
壁に埋め込んでたフックも全部外したし
引き出しの中身も、だいたい取り出して
しまっちゃっていいものはもうダンボールの中。
冬服は押入れのプラスチックケースにぎゅーぎゅーに詰めて
ケースごと紐でくくって完了。
冬靴も今は使わないからダンボールにいれられるだけ入れて、ひと箱出来上がり。
ま、今日はこれくらいにしといてやるか、なんて（笑）。
ほんで、映画でも観てくるか！
 

JMAXで字幕版のを観てきました。
これまでのスパイダーマンとは監督も主役もちがうし
アイアンマンとからむストーリーになってて
まったく別物、と言えるでしょうね。
個人的にはアイアンマンが好きなので
そこに興味をもって観にいきました。
何年ぶりかで久しぶりにポップコーンも買って
夏休み気分満喫。

夕方。
友人が野菜のおすそわけを持って来てくれたので
時間あるなら、と根塚の宿カリ工場カフェへ移動して
少しおしゃべり。
そんなこんなで今年の、５日間のうちの夏休みは終了。
いろんなことがあった夏だったなぁ。
 

父に会いに墓参り。
さすがにお盆。墓地はいつになくにぎやかで
お寺の本堂前で親戚一同並んでわいわい写真撮影している人たちも。
小雨もやんで
ちょうどいい気温になって
だいぶ秋めいてきました。
厳しい夏の暑さを今年もなんとか乗り越えた、と言えるでしょう。

母や兄たちと一緒にお昼は番屋のすしでランチ。
さすがにお盆。大勢のお客さんで埋め尽くされてました。
富山県のみんな、お寿司好きよね〜。
貝好きだから
まずは貝三種盛りのを。
地物三種盛りのも。
かわはぎに〜
ふくらぎに〜
あれに〜これに〜

早朝
シクロで富山駅に向かい
始発のあいの風で金沢へ。
サンダーバードで京都へ。
乗り換えて
京都から小倉へ。
ここで昼食にしとこう、と在来線ホームのあいだにある、立ち食いうどんで 

ごぼう天うどんを。

在来線にのりかえて黒崎駅へ。
そこからバスにのりかえて
やっと夫の実家に着いたのが午後１時半。
片道８時間半かかりました…遠い...

この日はひたすらに
夫の両親の話を聞くこと８時間。
わかったことは
昭和ひとけた生まれの人は
彼らが働き盛りの頃、高度成長期で日本はとても幸せな時代だったようだ 、ということ。
だから
今のこの終身雇用とはいえなくなった日本の中で
キツキツで暮らして、あまり良くない条件で給料をもらいながらハードに働かなきゃな 
２０〜６０代の人たちの事情は
到底理解できないようだ、ということ。
なのであいかわらず
自分の働き盛りだったころの黄金時代の話など延々語る。
でもね、もう退職してから何十年だよ、もう仕事の話しなくてもいいのに…と内心思う。
が
たまに来て、聞いてあげるのも孝行かと、ぐっと我慢して聞いてた。 

翌日
午前中は車を借りて
今まで一度もしたことなかった、実家周辺の探検を。
夫も実際のところ
高校卒業で離れてしまったから
実家と高校以外、ほとんど知らない。

名前がめでたそうだし、と『吉祥寺』（きっしょうじ）に 行ってみる。

藤棚がすごい。
春に来ると 

きれいなんだろうなぁ。

そのへんにハスが。

花をはじめて近いところで見た。

大きすぎて少しひるむわ。

夜は夫が高校の同窓会。
なので自分は、友達と再会して
新鮮なイカのコースを。 

つもる話が多すぎて
気がついたらあっというまに４時間半経過。
不思議な縁でつながってる友達。今回、まだほんの２回めなんだもんね、会うの。
ありがたいなぁと思う。 

今朝、宿から見えた景色。 

富山にはないタイプの
鉄だらけの景色。 

１０時に出発して
小倉、京都。
少し京都らしいもので休憩。と思ったら
なんせ人が多い〜！
コーヒー飲むのも抹茶系甘味類を食べるのもひと苦労というか
駅周辺のどの店も行列。
昔の、知ってる京都じゃないというか
だいぶ疲れて、結局すぐ座れそうなスタバでコーヒー。全然京都テイストじゃない。
京都で時間使った意味なかったなー。

サンダーバードで金沢に着いてみたら
ここもまた人が多くて
金沢駅からバスに乗るのはもしかしたら席があいてないかも、という不安もあって
いったん兼六園下まで路線バスで移動。
で、兼六園下始発の富山行きバスに乗り込んでやっとひと安心。
案の定、金沢駅から乗り込んできた人は、すでに満席で補助椅子に座るはめに。

夜。富山に着いて
やっとほっとした。 

ほんの数日、別のところにいると
富山は道も町も空気もきれいだわーと
再認識します。
 

８月１０日は
スヌーピーの誕生日。
アメリカでとってた朝刊サンフランシスコクロニクルにはスヌーピーの４コマ漫画がのってて
英語の勉強も兼ねて、せっせとそれを切り抜いてはノートに貼る、というのが日課でした。
だけど
スヌーピーのストーリーって
ところどころけっこうオトナで冷静でシュールだったりします。
日本の
子供向けの可愛いだけのキャラクターとちがって、大人にも愛されるいい味だしてるメンバー揃いです。
カリフォルニアにいるあいだに、残念ながらナッツベリーファームには行きそびれました。悔やまれる。
代わりにはならないけど
いつか六本木のスヌーピーミュージアムには行ってみたいな。
あ、行ってみたい、じゃなくて、行こう、絶対。
最近はそう決めて、”具体的にさっさと動かないと実現しないまま終わるんだ、人生って”
とまるでスヌーピーのストーリーのように
悟りの境地にはいっています。
今回の引っ越しについても
思い立ったから動こう、すぐに
で進めています。だって、いつかとか言ってても言ってるだけじゃいつかなんて来ない。
今朝のニュースでも
近隣のぶっそうな国のとばっちりにあいかねないご時世になってきてるみたいだし
やりたいこと、行きたい場所
あるならさっさと動いて悔いなく暮らさないと。


昨日の白井選手の床の演技を見られて
やはりラッキーだったなと思った朝。 

個人総合優勝したんですね。
富山でひねる
という見出しは
たしかにまぁそうなんだけど
足でもひねったのかと思っちゃったよ（苦笑）。
このひねりは回転早すぎてあっというまのことだったけど
プロってこんな瞬間の写真撮れちゃうんだな。

明日は次男の２１歳の誕生日。
しっかりものの彼女が近くにいるから
なんの心配もない彼の状況はありがたいですが
数日前、マンション廊下で誰かわかんないけどすんごい怒号が聞こえたとか
帰宅したとき通路で背後から知らない人に声かけられて気持ち悪かったとか
どうも東京に行って３年目にして初めての体験だったようで
少しこわかったらしく
珍しく電話がかかってきました（苦笑）。
『東京にいて今までそういう変な人に一度も遭遇しなかったことが奇跡。
キケンそうな人からはスルスルすりぬけてうまいこと暮らしてくのが東京暮らしのコツだから。』
と東京経験者としてアドバイスしたら、少し気持ちも落ち着いた様子。
たかだか２０年の経験じゃ
まだ想像もつかないような変な人がいっぱいいるわけでね。

 

午前中は突然雨が降ったり晴れたり
なんかよくわからない天気。
そのせいか、頭痛で。
ケロリン飲んで
昼食食べて（順番が逆）
また雨が降ってきてどんより。
でも
しばらくしたら
頭痛が治り（やっぱケロリンは効くな）
雨もやんで
なんかちょっと元気になってきたし
夕方から急に、フィットネス行こかな、という気に。

総合体育館に着いてなんとなく友人に連絡をとって
フィットネス後にタニタカフェで会うことにしました。

今回、ソフトクリームはコアラ。 

ソフトを食べつつおしゃべり。

フィットネスのお姉さんが『今、白井選手の演技みれるよ』と教えてくれたので
アリーナに行ってみる。

床の演技を観ることができた。
それにしても
ぴしっとしてるなー。
普通、この角度で止まれんて。
友人がいい瞬間を撮影してくれた。

これもなぁ。
指先までぴしっと。 

他の選手と同じ演技のはずなのに
白井選手は安定感と貫禄がある印象。
やっぱりすごい。
体操の全国大会は明日まで３日間おこなわれるらしい。
普段こんなに大学生で体育館周辺がにぎわうことないから
新鮮な光景。
 

第９９回高校野球が始まった。
第２試合は夫の母校が出るということで
チェックします。
２年生バッテリーが少したちあがりが乱れて
先に点はとられつつも
高校野球は最後までなにがあるかわからんしと
見ていると 

お！

おお！

おおお！！

面白くなってきたーというところで
甲子園、大雨で中断。
応援に来てる人たちも大変だね。

今日は
総合体育館のアリーナでは、体操の全国大会をやってて
フィットネスついでに、帰りにちょっと観に寄ってみた。
会場内は、跳馬、床、鉄棒、あん馬、平均台、平行棒、吊り環、などなど
あっちこっちで選手たちが演技披露してて
普段なかなかこういうのを観る機会がないから
すごいもんだなーと感動したよ。
どれも難しいだろうけど
吊り環は腕周りの筋肉がないと体支えられないわけだし
感心しちゃう。


しかし
現代の子は足が長い〜。
体操女子のスタイルのよさったら
８頭身？９頭身？うらやましいよ。

台風の影響を心配したけど
あれれ？というくらいたいしたことなくて
結局、総合体育館への行きも帰りも徒歩でOKだった。 
フィットネスしてる時間より
行き帰りのウォーキングのほうが 長いし汗のかきかたもハンパなくて
かなり運動になってる。 

私の場合、富山県を出て京都で一人暮らしをした、そこから数えて
夫の場合、福岡県を出て横浜で一人暮らしをした、そこから数えて
偶然にも両方にとって
今回の引っ越しは17回目の引っ越しになる、ということに
指折り数えて気がつきました。
これだけ経験を積むと
引っ越し準備もほぼプロ級です。
 

旅するように暮らす
というのが自分の理想だから
物が多いのは許せない。
荷造りしてみると
この
たかだか２年半の富山市暮らしで
じわじわと物が増えてたことに気づかされていて
『うわぁ〜、だめだめ！これを機会にこれ処分！これも処分！』
今そういう状態で荷造り中。
取捨選択で厄もホコリも落とせて
気持ちいい作業。
 

高岡方面から来る友人と
五福のアリスで待ち合わせ。
なので私はシクロシティで神通川を渡ります。 

暑かったけど
神通川の水がきれいで、上から眺めながら橋を渡るのは気持ち良かった。 

鮎釣りしてるのかな。

こうして見ると
まっすぐな川じゃないんだよね。
右から左から
ところどころの中州のきわをすべるように流れ込んでくる川。 

ふたりとも行ったことのない店でランチしようと
今日は五福の『パスタ　ジラソーレ』に行ってみた。
パスタかピザか牛すじのドリアから選ぶランチということで
牛すじのドリアに。
くつろげるお店で気に入りました。

そのあと
神通川を渡って
今度は根塚方面へ。
あそこならのんびりできるよ、と案内したのが
宿カリチーズケーキの工場カフェ。

２階はいつものことながらだーれもいなくて
ふたり貸切状態で夕方までのんびりコーヒータイム。 

お互いに
父親ははやくに亡くなって
今は母親だけ、の娘という立場同士で
共通の話題も多い。 
たまたまおととい偶然
どっちも実家で母親の持ち物の整理をしてたということで
『そうそうそう！』
と盛り上がったのが
タンスの引き出しに、やたらもらいもののハンドタオルとかが大量にあったりする、というようなこと。
新品だともったいなくてあの世代はなんとなく保管したままになってて。
娘としては「あるなら使えばいいのに」と思うけど
たぶん、そんなの使わなくても用事は足りてるんだよね。
だったら処分すれば？なんだけど、それはもったいなくてできない。と
そういう堂々めぐりで結局やたら物をためこんでしまう。

置き場所があるからまぁいいのかもしれないけど
私のように賃貸で限られた空間で物を収納して家賃を払いながら暮らしてると
物をためこむその空間にすら家賃がかかってると思うと
もうぜったいにそんな無駄なスペースは作りたくなく
せっかくなら
いつも使うもののために、その空間をちゃんと有効活用したほうがいいじゃないかと思うわけで。
こないだ母のタンスを整理したとき
ストッキングがやたら大量にあって
電線してないものはまた使えると思って洗って保管してるのはわかるんだけどさ。
お母さん、もうスカート履いとらんにか。この先、また履くときあると思う？
『なーん、もうスカート履かんわ』ほんなら出番ないやろ。持っとる必要ないにか。
『...まぁそうやね』

着物の腰紐も
風呂敷も
なんでこんなにいっぱい？？
この２年間でちゃんと使ったやつ、どれね？

というわけで確実に使うもの以外
全部処分。そんなこんなで
引き出しが３段も空いた（苦笑）。

母親の持ち物の整理、一緒にしてあげられるのは
やっぱり娘なんやろね、という話を
今日は延々してた。





 

かき氷機大活躍。
夕食後
シャワー浴びて
さて。
でかき氷をガガガ〜っと。 

今日はどれかけようか。

夫の転職にともなって札幌市から富山市に引っ越してもうすぐ２年半。
車は所有しないと決めたから、夫が山室のオフィスにぎりぎり自転車で通える場所で、
まちなか補助も受けられる場所で、
家賃も高すぎないとこ、
そういう基準で住むとこ探しをして、今のところにひとまず落ち着いてみて
ともかくはやく
富山市のこと、まちなかのこと、お店とか地理とか道路とかを把握しないと、と。
もともと私は富山県出身でも
射水郡生まれ小杉町育ち、富山を離れて30年経過、だったから
富山市のことをほとんど知らない旅人そのもの。
だから１年目はもう新鮮なことだらけ。
で、２年目になって想定外に夫のオフィスがまちなかに移転することに。
自分もまちなかでバイトすることに。
そうなると
平日はまちなかメインにうごきまわることに。
そういう暮らしをしてみて
だいぶいろいろとわかってきたこともある。
普段自分たちが日常の暮らしに必要とする条件もはっきりしてきた。
となると
自分たちに今必要な条件がより揃ってると思える場所に移動する、というのが
これまでもこれからも変わらない、ジプシー的うちのスタンスなので
そろそろ次の住処に引っ越すべく準備開始しようと思います。


 

この夏は毎日のようにスイカを食べてる。
今朝は初めてこういう、憧れの切り方でどーんと。
そう、朝からスイカを食べます。 

ふたり暮らしなのに
ついに大きい丸ごとスイカも生協さんに届けてもらって。
だって
カットスイカなんかだと足りないよ。
汗かくから
この夏はスイカの水分がたまらなくおいしくて生き返る感じがする。
なんなら三食、スイカでもいいくらいです。

今日は母の、２ヶ月に１度の通院に付き添う日。
今回も特に問題なく
また２ヶ月後に来ればいい、ということで。嬉しいね、健康が一番だね。
『今日身長測ってもろたらびっくりしたわ。背、ちぢんだがいね〜！』
まぁ、そうかなとは思ってたよ、会うたびちっちゃくなってるなとは思ってた。
母としては大昔に測った身長より２センチ近く低くなってたことが衝撃だったらしい。
まぁね、なんたって81歳だしね。背中もだいぶ丸くなってるしね。
でもその年で
杖もつかずにスタスタ自分の足で歩けるだけでも
十分すごいと思うよ。

いつも通院の帰りにそうするように
今回も小杉駅南のココスに寄って一緒にランチ。
今は北海道メロンフェア。
母がメロン食べたいというので
一緒にデザートも。
 

ここは時間気にせずゆっくりいられるから
母娘でずーっとおしゃべり。
涼しいしね〜（笑）。 

今日はさわやかに晴れて暑すぎなくて
湿気も少なめで過ごしやすくてよかった。

２年前、富山に来て初めて見た神通川の花火に感動した。
初めてだったし週末だったから
はりきって浴衣を着て早い時間から河川敷に行って。
うわーさえぎるものがなにもないんだねーと
まともに頭の上でどかんどかんあがる花火に圧倒された。

去年は仕事の日で見られず。

で
今年はどうしようかなと思ってたけど
夫が花火時間にあわせて帰宅してくれたし
じゃ、近場で見ようか、となって
うちのそばの西田地方小学校まで歩いたところで
けっこう小学校のグラウンドで見てる人も多いことに気づいて
そーかそーか、ここからも見えるんだなぁ、とグラウンドへ。

鉄棒のところにもたれて花火観覧。
なんかここでも十分だね。
それにしても音がすんごい。
前回もそうだったけど
今回も背後に『帰りたいー帰りたい〜』とおびえるちびっこの声（苦笑）。
かと思えば
向こうでは『た〜まや〜！』と楽しそうに大きな声でさけぶ子供達の声も 。
なんか花火がうちあがるたびに
『帰りたい〜（涙）』と『た〜まや〜！』とどっか〜んの花火の音とが響いて
面白かった。 

富山大空襲から72年。
大空襲を経験した人が
花火の音が当時の焼夷弾の音と重なってしまって
おととしまで１度も観に来なかった、というケーブルテレビの映像を見てから
たしかにこの、ひゅ〜っ、どっかーん、という音は
爆弾の音に似てるのかも、と思ったり。
これが花火じゃなくて空から降ってくる爆弾だとしたら
そんなこわいことはないだろうなぁと
72年前を想像しながら見た夜。