車を持たずに富山暮らし

久しぶりに”まつ川”の鱒寿司。
初めて２段のを買ってみたけど
ケーキのように美しい。 

この１年のあいだに
いろいろな店で買って試して
結局
我が家は”まつ川”に戻った、という日。

やっと少し涼しくなってきた気がする富山。
湿度すごいけど。
 

札幌からの長いつきあいだった相棒が
ついに壊れた。 

10日間の空白のときを経て

これからよろしく、の相棒が昨日やってきた。

うすっ！！

パッドより薄いって。

５０代になって
力もなくなってきた自分にはちょうどいい軽さ。

この夏
暑すぎて汗もはんぱなくて
洗っても
乾燥機でがっちり乾燥してても
なんとなくうっすら汗臭さがどこか残ってる感じが気になって気になって。
酸素系漂白剤で漬けおいてから
Tシャツを初めて煮洗い。
ぐつぐつ。 

で
それから洗濯機でいつもどおり洗ってみると
すっきりにおいがとれた！ 
結局
日常のただの洗濯機洗いって
気休めていどで
実はあんまりきれいになってないのかも、という気がした。

こないだの週末
お気に入り”チャロ”で
前から気になってた海老のムケッカというのをオーダーしてみた。 

おいしいんだけど
自分にはちょっと辛くて
汗だらだらに（苦笑）。

食後に
 

 黒豆きなこラテ。
ほわっとして
れんげですくって飲むのが癒された〜。 

ずっと気になってた
魚津にある『むかいさんちの農園』。
ここでブルーベリー狩りができるって
たまたま知ったのが２ヶ月ほど前。 

私、ブルーベリー狩りなんて
50歳の今までやったことない。

だけどこの夏ずっと暑かったから
外は無理〜と思ってあきらめてきてて...

だけど
待ちに待った、ようやく涼しさを感じられる週末がやってきましたっ！！ 
いきましょー行きましょー。

ブドウ狩りとかさくらんぼ狩りのような
足元が土の
畑のような農園を想像してたけど
足元はばっちりシートが敷かれ
全て鉢植えになってるブルーベリーの木がずらっと並んだ
とても清潔な農園でした。
上にはネットも張られ
これなら鳥からの被害もありません。 

大人1500円。
で
なんと時間無制限で食べ放題と！！ 

ブルーベリーにこんなにいろんな種類があるなんて知らなかった。

農園の方に教えてもらった
『いっきに何粒もつまんで口にほうばるってのもありですよ』 
の教えのとおり
やってみる。 

これは贅沢だなー。
そして
粒が大きいね。
店で売られてるあの粒のサイズは
成長途中のサイズなんだな、とわかった。
完熟まで待てば
こんなに大きく
まるで種無しのぶどうかってくらいの感覚でほうばることができる。
やさしい甘さで
いくらでも食べられるなぁ。 

種類がちがうと
味もちがうから面白い。 

もう時期が終盤と見え
園内にお客さんは今日はほんの６組ほど。
静かにゆっくり園内を歩きながら楽しめた。
ちびっこたちがちょろっと何人かかけまわってたけど
ここは足元全然危なくないのがいいし
さくらんぼ狩りとかとちがって
ちびっこの目線にもブルーベリーがあるからつまみやすくていいよね。
 

ブルーベリーでおなかいっぱいなんて経験
生まれて初めてだわ。しあわせ。

農園の方が
『よかったらかき氷もどうぞー』とみんなにサービスしてくれてて
上から自由にかけさせてくれるシロップも
ブルーベリーで作ったというシロップ。 

おいしー。
向こうに魚津の青い海も見える位置。
ようやく
夏休みらしい気分に少し浸れた感じです。

おかげさまで
目にすんごく良い１日になりました。 

昨夜は実に１ヶ月半ぶりに
冷房を完全にとめて寝ました。
 

朝起きてしばらくしたら
もうなんとなく蒸し暑く感じて冷房つけてるんだけど
それでも
冷房とめようかと思える瞬間が１日の中にちょっとでもあらわれたことにほっとします。
このまま涼しくなってってくれたら...
と１週間予報を見たら
なんと来週はまた34度35度って...もー！！
かといって
今日いきなり雪が積もった北海道の大雪山の ニュースに
「それはあまりにもはやすぎるやろ」と...。 

この夏、暑さを避けるあまり
ほとんど行けてないフィットネス。
今日は７月８月あわせても
まだほんの４度目。
もはや
ただ体重と体脂肪の増加の確認をしに行ってるようなもん
という、今日もほとんど気休め的なフィットネスをどーにかしてきたその帰り
cicのととやまに寄ったら
今日は珍しく有機野菜とか、いつも地場もん屋で買ってる豆腐とかが並んでたのと
前からアイス用に買おうと思ってた”もなかのも”
それと
こし村百味堂のミニな水ようかんを見つけたので
買って帰ることにしたら

計1000円以上だったので

サービスです、と
富富富の”２分でごはん”なこれを 

レジの方がくれました。
おお。
そういえば自分は富富富アンバサダーになってたんだった！（すっかり忘れてた）
そして新種発表のあれからもう
あっというまに
収穫の秋がすぐそこ。
はやいなー。 
それにしても
富富富のCMの木村文乃さんが
かわいいわ〜。 

お盆休みが終わって
弁当づくり再開。

お昼前から
けっこうな勢いで雨が降り出して
ちょっともうでかけたくない感じ。

だけど
午後から
近所のクラスに参加する日なので一番大きい傘をさしてでかけた。

スパッタリングというアートをやる日で
葉っぱの上から絵の具をシャカシャカ。
でもなかなか思うようにできなくて
途中から無理やりステンシルで仕上げちゃったけど

まぁ
これはこれで（苦笑）。

みなさんの会話を聞いてるだけでなんかほのぼのできる
月に一度の和みのひととき。
こういう場でも職場でも
女性だけで集まるような場に来るといつも感じるけど
自分は普段から
必要最小限しかしゃべらないし
誰かがしゃべってるときは割って入るようなタイプでもないので
みなさんがぽんぽんとあっちこっちからわいわい話し出す感じに
ちょっと感動すらしてしまう。
たぶんこれが女の人なんだなと。
たぶんこういう感じでぽんぽんしゃべれたほうが
きっと楽しいんだろうなと。
でも
黙々作業する仕事環境歴が長いし
性格的にもきゃぴきゃぴできないから
昔から
いかにもな感じできゃーきゃーわいわいとおしゃべりして盛り上がる女性たちの中で
ただただ会話を聞きながら黙って楽しむ、
自分はそんな感じ、どこ行っても
と
今日は特に実感した。

帰ってみたら
高岡商業と大阪桐蔭の試合が始まってた。 

このピッチャー
いい球投げるね。
甲子園はとりあえず雨は降ってないようでよかった。
強豪相手に互角のいい試合やってる。 

昨日は、朝からの暑さで
とても歩く気になれないということで
急きょ、またカーシェア利用。

富山市には残念ながらイオンモールやアウトレットのようなのがないので
ぶらっと行こかのときは一択で
ファボーレへ、になる。

婦中に行くなら
婦中の気になるスポットにも寄りましょう。

前を通るだけで入ったことなかったパン屋
パニフィエ。 

中でも食べられるようにテーブル席があって
パンを買った人は無料コーヒーもセルフでいただける、というのは嬉しいね。
あと
ハード系パンが多いのがとても嬉しい。

ファボーレに着いたら
こないだ大和のスタバで売り切れで買えなかったこれを。 

意外にアッサリ味。飲みやすかった。

雑貨なんかをぶら〜っと見て歩くのが好きなので
特に用事なく館内ぶらぶらするのが楽しい。
だって
富山駅周辺でそういうことできる施設が
日頃無いんだもの〜（涙）。
もっと中高生も楽しめるような可愛いグッズ売るショップが入ったビル、駅前にあるといいのにねぇ。 
マリエのほんの一角にしか雑貨屋さんがないなんてさみしすぎるわ〜。
だからみんな、金沢に遊びに行っちゃうんだよね。
それ、私が子供のころから
あんまり変わってない流れ... 

帰り
アルパカコーヒーが近くにあるとわかって
寄ってみた。
屋外イベントのときにテントで出店してるのだけは知ってたけど
ここは完全に
コーヒー豆やコーヒーの飲み物、マフィンなどを
持ち帰り用に販売するのみ、の店で
住宅地の中にこっそりある印象。 

いいよね、こういうのも。
 

最近にんにくをあまり使ってなかったな、と気がついて
今日の昼食は意識して
『パワーチャージチャーハン』
 

オリーブオイルに漬けておいたにんにくとそのオイルで
玉ねぎとゴーヤと厚切りハムを炒めて
後から卵とご飯、塩ちょっと
最後に
しょうゆ漬けにしてあったにんにくと
そのにんにくのエキスがとけこんだしょうゆで味付け。
盛り付けてからあらびきこしょう
最後、茶豆をいろどりに。 

今日もまた気温がぐんぐんあがってきてて
昨日までの
少し涼しくなったかな、な 緊張ゆるみかけた体
気をつけないとこのタイミングで残暑バテしてしまう。

昨日はタイミングよく雨のすきまをぬって
墓参りをしておけてよかった。
母や兄たちと
勝ち試合で終わった直後の高岡商業の高校野球話に盛り上がったり
なんだかんだとゆっくり過ごして帰宅。
最近のお盆はこんなふうに
ちびっこ無しの、
実家で中年だけでそうそうに飲み始めながらのんびり過ごすお盆が
定番になってきた。
ひとまず誰も寝込んだりしてない、という状況だけで
もうありがたい、という
ありがた基準が
昔からするとずいぶんと変わってきたなと思う。

 

先日、ピアゴの中のヤングドライに
喪服のクリーニングをお願いしといたのを
今日は受け取りに行き
ついでにピアゴで買い物して
ついでにジャーマンベーカリーでパンを買い
ついでに地場もん屋に寄り
ついでに大和に寄って
スタバの
今の期間限定のを飲んでいこうかと思ったら
よほど人気があるとみえ、売り切れの表示が。
じゃあこの機会に
先日友人に教えてもらった、カフェモロゾフのワッフルとパフェを食べてみようということになって
大和の３階へ。

パフェも期間限定のがあったので
『大人のプリンパフェ』にしてみた。 

甘くないコーヒーゼリーが下に入ってて
全体的に甘すぎないから食べ易い。
ワッフルも焼きたては表面ぱりっとしてて
おいしかった。
夕方は店内すごくすいてて、この店はちょっとした穴場かも。 

その後は地下の食品売り場を見て歩き
ユウタウンのファミリーマートに寄り
あとはてくてく帰路につく。
ちょっと前までは夕方でも暑くてとても歩く気になんかならなかったけど
今日は少し涼しさも感じられて歩こうと思えた。
少しずつ秋が近づいてるのかな。嬉しいな。
 

連休初日。
夫の希望で、大和の大イタリア展へ。
見て歩いてるうちに
奥に唯一あるカフェでコーヒーを飲んでいこうということになり
カウンターの席に座りました。 

目黒の学芸大学駅のところにあるお店がここに来てるようです。
 

ドルチェセットにしてみよう。
私はとにかく
美しい層が目をひく”スフォリアテッラ”　（言いづらい）
というお菓子が気になってしかたありません。初めて見たので。
なのでこういう組み合わせに。
うさぎちゃんを描いてくれました（笑）。 

スフォリアテッラは
パリッパリの層に包まれた中にオレンジ風味の固めのクリームが入ってて
パイとはまたちがうパリパリ感がクセになるお菓子でした。 

夫は
シェイクするアイスコーヒーが気になる、と
カフェシェケラートと
プロフィットロール。 

シューの中には甘すぎないクリームが入ってて
上からたっぷりのチョコ。 

エスプレッソマシーンで落としたてのコーヒーを
カクテルをシェイクするようなシェイカーで
氷と一緒にカシャカシャとシェイクしてから冷やしたグラスに注いでくれました。
ミルクは入れてないのにミルクが入ってるみたいな色。
シェイクするとこうなるんだねぇ。
しっかり濃くて、大人な味のアイスコーヒー。
見てると
おにいさんひとりでオーダーも作るのも
パンのほうの販売もレジも皿洗いも
すべてをまわしてて
なんだか忙しそうで、話によると
どうも、バイトの人が土日に来ないとかで。（えー）
こういう催事のバイトは前もって大和が募集かけてるはずなんだけど
人が集まらなかったのかなぁ。
富山の人は土日はバイトしたがらない人ばっかだったんだろうか。お盆だしね、わからないでもないけどね...
なんかこれに懲りて
来年の富山のイタリア展には出店しないとか思われちゃったら残念だなぁ...
手伝ってあげたいくらいだけど...まぁそういうわけにもいかないので...なんかすみません…と
関係ないのになぜかそんな気持ちになってしまい（苦笑）。
でも
ここに寄ってよかった。
本格的イタリアのカフェの味を堪能できました。 

母の家庭菜園から以前
たくさんのプチトマトをもらって
それをまだ消費しきれないまま九州に行くことになったので
緊急措置として全部冷凍しておいた。
今、それを使う分ずつとりだしてこのように弁当にいれたり
サラダに使ったり。
解凍しきるちょっと前あたりが
冷たくてやわらかくなりはじめて案外おいしいことに気がついて。
 

そしてきゅうりも、そのまま生で置いといたら傷むと思って
九州に行く前日にピクルスにしといたのを
小出しにして弁当に。

きゅうりは他にもまだあったので苦し紛れというか
ジップロックに味噌いれてその中にも３本ほどいれて味噌まみれにしといたら
数日後に帰ってきたときには水分が抜けてちょうどいい感じに味噌漬けがしあがってた。
生だとすぐ傷むものはこうして漬けとけばいいのか、と偶然ながら知った。

夫の会社の方がたからいくつか香典袋をあずかったので
それを九州へまとめて送ろうと郵便局へ。
普通の現金書留の封筒だと香典袋１つしか入らないサイズだから
こういうふうにいくつかまとめて送りたい場合はどうすればいいだろうと
窓口まで相談がてら出向いてみたら
サイズがひとまわり大きい現金書留袋がちゃんとあるのね〜。
その封筒はひとつ21円、とのこと。
そうか、そうなのか、知らなかったよ。
で、それを買って全部まとめてその中にいれて
あとは送料を支払って終わり。
50歳まで遠方にこういうのをこういうカタチで送るという経験が
今まで一度もなかったことに気がつきました。
今回お義父さんが私たちに
ほんとなにかと勉強させてくれてるわ。

ついでに
富山でああいう家族葬的なことができる斎場はあるのか
ちょっと調べてみたり
長年ジプシー的暮らしをしている夫と私に今後なにかあったとき用に
東京の息子たちが困らないようにお墓どーするとか決めとかなきゃいけないことがあるので
資料を取り寄せたりもしはじめてる。
義父は自分の兄弟たちともども
まだ元気なうちにみんなで京都に出向いて
各自の法名も決めて、とっくの昔にもらっておいてくれたので
今回、遺族はそれについてもなんにも悩むことなくそれを使うことができた。
準備が完璧だった。
法名は元気なうちにもらえる、ということすら知らなかった。
お義父さんに習って自分たちも息子たちのために完璧に準備しときたい、と思うようになってる。 

今日はぎりぎり行けそうな気温だ、とフィットネスへ。
けど湿度はMAX。ちょっとへたばったなー。 

ハムカツなんて
何年ぶり...

日頃案外みかけないハムカツ
昨日、大和の肉売り場で遭遇したので 買っておいて
今朝の弁当にいれました。 

自分のバイトの夏休み中は
家で夫の弁当づくりというミニバイト（１個につき300円もらう）に励みます。

夕方
久しぶりに
ここに立ち寄って
ちょっと読書。 

久世光彦さんの本を読みました。
久世さんといえば
なんたって私には『ムー一族』の印象が強い。
子供時代を真面目な富山で育ったのに
あんな面白い番組作れる感性が育ったなんて奇跡だな。
 

30度以下って
こんなに楽なのね〜。

涼しいのに加えて
自分の仕事はしばらく夏休みなので
久しぶりにやる気になって
朝、夫に弁当を作っています。
気温がさがるとてきぱき動けるようになります。 

そして
ほぼ１ヶ月ぶりに
フィットネスにも行きました。
夏バテ気味だったから
先月は朝食がスイカのみ、という毎日だったし
久しぶりに体重測ったら
けっこう落ちてたりして
なんてちょっと期待したけど
びっくりするくらい減ってなかった。なんでー。

富山新聞は
北日本新聞よりチラシの量が少なく
特に、大和関連のチラシがまったく入ってこないので
昨日ネットで見るまで
今日から大イタリア展が始まることも知らなかったよ。
直接会場に行って
入り口においてあるチラシを１枚いただきます。 

夕方はだいぶすいてました。

ぐるっと見て歩きましたが
あれぇ〜、去年とかはあったケーキとかスイーツ系のお店、ないなぁ
カンノーロ売ってたら買おうと思ってたのに
なんかそういう店は今回減ったのかなー
見当たらないなぁ
と思いながら
明日の朝食用にキッシュのようなタルトを２種類買っておきました。
またふたりで半分こずつ味見します（苦笑）。
 

もう30度以上になんかならないで
ずーっとこういう気温ならいいのにな。

１年近く入院していた義父。
１年間、義母は病院に通い
遠方からもなんども実子が見舞いや付き添いに通い
最後は全員に見守られて
ほんとによく頑張ったよ、お父さん、
と言われながら
旅立った。
大変ながらも
こんなにも幸せな最後はあまりないのではと思うくらい
家族ともども
やりきった感に包まれてた。

けっこう自分が若いうちに
まだ若いさなかの父や親戚を突然なくした経験がなんどもあって 
悲しさやさみしさにゆっくり浸れない遺族の忙しすぎる通夜や葬儀の
来客対応のバタバタを私は知ってるので
少しでも義母たちをわずらわせないように
自分と東京から飛んでくる息子達（孫）についてはなんの心配もいらないように
すぐ駅前にホテルをとっといた。

数日前のニュースで
１年後の閉館が決まった、黒崎の井筒屋。

 

こじんまりした家族葬に決まったので
すべて葬儀屋と直系の遺族４人におまかせすればいい状況になり
自分は通夜までなにもやることもなく
やや拍子抜けした感じで（急いで黒エプロンを富山の大和で買ってからかけつけただけに）
井筒屋とも最後のお別れしとこか
と
いつも立ち寄る７階のごぼう天うどん（480円）でひとり昼食。
 

安定のおいしさ。

結局こういう葬関係のことって
自分の経験をもとに考えてる部分があって
私は
参列は北海道でもあったけど
遺族側としては富山県関係での身内の葬儀経験しかなかったので
近所だの会社関係だの
顔も知らない人がうわーっとやってきては遺族としてお礼を言い
裏方としてお茶をだしたり
食事の準備を気にかけたり
身内はまぁとにかく忙しい、というイメージしかなかったけど
家族葬を専門に、全国にたくさん会館をもつ葬儀屋におまかせすると
実に手際よく
それも遺族にちゃんと寄り添いながら
飲み物から食事からすべて無理なく安心しておまかせできて
ひと昔前の
いかにもな暗い印象の祭壇ではなく
洋花もとりいれた明るい雰囲気に仕上げてくれ
写真も
いかにも不自然な喪服合成写真や白黒じゃなく 
背景も明るくきれいな色合いで
額も選択肢がいろいろあり
ほんとうに遺族が納得いく選択をできたカタチとなって
来客の範囲も広くしなかったおかげで
通夜も葬儀も初七日法要も
実にほのぼのと限られた身内だけのおだやかな空気感で
私は正直驚いたけど
こういうのが正しい進め方とサイズ感だなぁと感動すらおぼえた。身内はいっさいエプロンの出番すらなかった。
こういうのを知ると
自分がこれまで経験してきたバタバタの通夜と葬儀
あれはなんだったんだ、とすら思った。

だって
私は正直
自分の父の葬儀のときのあれこれをまったく覚えていない。
祭壇がどんなだったかも記憶すらない。うすいイメージとしては
白、黄色、黒、グレー。菊、カサブランカリリー、やたら煙い線香。
唯一はっきり覚えているのは
身長の大きな父なのに
葬儀屋がもってきた棺が数センチ丈が小さくて
なんか無理やり足を押し込んでて
なんてことを...と思いながらながめてたこと。それだけだ。
突然の悲しみにくれすぎてた、まだ22歳だったこともあるけれど
当時の父の立場を優先して
とにかくもう関係者全体に知らせてしまったことで
数百名規模の会場になり
こんなときにしか顔を見ることもないような
家族はひごろたいして関わりのないおじさんたちの大量の出入りが
会場だけでなくその後自宅の方にも
何日間も続いて
精神的に参って疲れ切った、ただそういう記憶のみ。
参りにきてくれるのはありがたいことではあるけれど
実際、葬儀と火葬が終わった時点で遺族は心底疲れ切ってる。
直後は家にたずねるのは少し遠慮して
しばらく遺族だけで休ませてあげるべきだと思ってる。 
そこは自分の経験からだ。
案の定
すべて終わったあと遺骨とともに家に移動した義母や家族達は
はやめに寝たようだ。
そりゃそうよ、病院にいたころからほとんど寝てなかったんだからね...
 

葬儀の朝
ホテルのテレビでは
第100回の記念すべき高校野球の開会式。 

葬儀はこの日だったなぁと
これならぜったい忘れない。
お義父さん、さすが〜。 

火葬場についても北九州は
まるでホテルのような、緑多い場所の明るい環境で 
悲壮感が少しやわらぐように空間が整えられてて
そういえば
うちの父の時は
鉄みたいな愛想もない『ガッチャン！』と閉まる扉をしめられた記憶があって
あの空間もまったく色のない究極の冷たさを感じたから
このちがいはなんだ？？とすら思った。

大きくなってからは初めて出席した葬儀ということで
20代の息子たちは
身支度からはじまって
流れやお参りの仕方においても
今回かなり勉強になったと思う。
おじいちゃんが最後にいろいろ教えてくれた。
私たちにとっても
葬は、近い遺族と日常から濃い関わりがあった人限定の
数十名規模くらいがちょうどいい、
見栄や体裁を気にしてあちこちに連絡してバタバタお茶だしたり
自分の力以上のことを準備して無理するより
じっくり座って本人を見て語りかけてられるくらいのゆとりの数日間にするべきだと
教えてもらえた。

葬儀の朝、富山の母にこじんまりの状況を電話で伝えたら
『あたしのときも、そんながいいわ〜。そんながにしてね。』と言われた。
そのときがいつかきたら
できることなら
本人の希望ということでそうしてあげたいし、
娘としてもそうしたい、と思った。
 

友人が
桃の季節になると必ず作る、という桃トーストの作り方を教わったので
作ってみた。 

桃を焼く、という発想がこれまでなかった。
桃は生で食べるもんだ、という固まった意識をぶち破るのに
ちょうどいいタイミングで教えてもらえて
これ、面白〜い！と思った。
焼くととろ〜んとして
のっけて焼いただけなのに全体がフレンチトーストっぽい味になって。
贅沢トーストだわ、これは。
やみつきになりそうです。

桃、といえば
富山市内には桃をどっさり使ったパフェを出す店がけっこうあるらしくて
気になってるけど
どこか１軒くらい、行けるかな〜。
でもそうこうしてたら
今度は呉羽の梨のシーズンにも入るし
なんかもう、この時期、食べたい果物ばっかりだなー。