まるで母の彼氏気分

あおぞら〜〜！

朝実家に電話してみたら、母がたまたま用事で近くに来るというので
急きょお昼に待ち合わせをして電気ビルレストランでランチすることにしました。
一度ビルの中に入って食べてみたかったんです。平日だけなんですよね、ここは。

ネットで調べていろいろ付いたAランチにするつもりででかけたし「Aランチにしようか」と言ったんだけど、
メニューを見て待ってるときに母が『オムライスにしようかな』と。
え、オムライス？
いまだに母の食の好みをいまひとつ把握しきれてない娘なので
そうか〜オムライス好きだったのか〜、普段あまり作らないものをこういうときには食べたいのかもね、と
それじゃ母はオムライスで
自分だけランチのセットってのもなんだしと、似たようなラインで自分はカレーにしてみました。
結果として
あえてここでカレーを選ばなくてもよかったか、と。普通においしいんです。が、甘口だったしまぁカレーはカレー…。
さらに母も
『とろとろの玉子のったオムライスかと思ったけど…それにケチャップのじゃないがいね。
（ここのは上品であっさりなデミグラス味です）これあんまし好みじゃないわ』と。

あぁやっぱり最初決めたとおり
Aランチにしとけばよかった...今度から母と食事のときは母が迷う隙なく初志貫徹せんとあかんわ、と
反省しながら心に誓う私でした（苦笑）。
レストラン自体は歴史的空間でサービスも丁寧で良かったので
母に『おいしかったわー』と満足のひとときを過ごしてもらいたかっただけに
この単純な私のオーダーミスに悔いが残ります。
...ってまるでデートしてる彼氏気分だな、これは。


そのあと
帰り時間までCICの５階にあるチュンチュン堂へ。
カメゼリーと薬茶を頼んでひとやすみすることにしました。（これは私の独断でそういうことにしました）
カメゼリーはメニューの添え書きに『お肌に良い』とかいうようなことが書いてあって
その名前と味についてだけの興味本位だった自分とちがって、
母は『お肌にいいと〜。いいねかいね、これにしよ』と。
80才近くでも母の意識はしっかり女性。
さらに薬茶も数種類ある中からどれにしようか〜と選ぶとき
『老化防止ゆう、これにするわ』と即決。
もう心の底から感心しました。
ちなみに私は”脂肪分解”効果があるとかいうお茶にしました。

 

ガラス工房で作られた器だそうで素敵です。
カメゼリーは超あっさりした黒糖ゼリー、といった味で
けっこうたっぷり入ってたけど
味がくどくないからなんとなくつついてるまに食べきってしまいました。
薬茶の効果か
ふたりとも体がぽっぽぽっぽとあったかくなって
確実に体に効いてる感がありました。
場所もいいし
雑誌もたくさん置いてあるし
案外穴場な良いお店でした。
また来よう。

母は今は元気だけど
あと何回こうして一緒にでかけて外食して楽しめるのか
先の事はわかりません。
だからこそ
一回一回の食事を楽しく満足できるものにしてあげたいと常々思ってるので
自分の判断ミスでいまいちな感じにならないように
日頃からもっと調査（という名の外食）をして
確実においしいものを食べさせてあげられるようにしとかないと、と
思ってしまいました。