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富山の人は日本酒に強い

仕事柄接待の場に立ち会うわけですが
大事なお客様をもてなす場なので
接待する側はかなり気をつかっています。
それをできるかぎりフォロー&ヘルプするのがこちらの仕事なので 
さらに自分たちは気をつかうことになるのですが
実は
接待される方もなかなか大変なようだ…と今夜知りました。

接待するほうはお客様のためにはりきってどんどんいいお酒を注文します。
接待される側は気をつかってくれる相手にこたえるべく、
それをできるかぎり快く受けて飲みます。
上質なお酒であればあるほど
口あたりがいいので、ぐいぐいいってしまいます。
さらに店のおいしい料理も加わるわけですからそれを食べながら
気がつけば
あれ?俺、どれだけ飲んだかな? な感じになってしまうんでしょう。

途中、ふらふらとお手洗いに。
そこで
急激に酔いがまわってる自分に気づいてしまう。
でも楽しくもてなしてもらってる身としては、具合が悪いそぶりはちょっと失礼で見せづらい。
で、人知れず
お客様がそこでひとり
しばらく闘うわけです。気の毒です。
(私たちだけが気配でそれを察知するので、心配しながら様子をうかがいます)

ようやく席に戻られて
最後にお出しした熱いお茶とおしぼりが効いたのか
その方は最後はにこやかにお帰りになったので
心底ほっとしました。
接待した側としては
お客様に富山のお酒やおいしい魚で楽しく過ごしてもらえたもんだと思ってほっとしてるだろうし
接待された側は
今夜相手にそうとうもてなしてもらったみたいだからとりあえず相手に宴席で不快な思いをさせずに終われてよかった
今頃そんなところでしょう。
おそらくお客様は県外の方。富山の、お酒に強い人たちの注文のペースについあわせすぎたのかもしれませんね。
富山の人も、相手は自分たちのように日本酒に強い人たちばかりじゃないってこと
少し気づかってあげないといけません。(ぜひとも富山のおいしいお酒、あれこれ飲んでもらいたかったんでしょうね)
私は県外に出るまで、自分が日本酒に強いことを自覚したことありませんでした。
子どものときから酒粕が身近にあったし、甘酒も卵酒も飲んでたし、お屠蘇も日本酒だったし、
いつのまにか免疫がついてて
県外で大勢と飲んだ時、まわりがあっさり酔いつぶれる様子に、ええっ?!と驚いたものです。
それほど、富山は日本酒に慣れ、お酒に強い人が多い県、なんです。
遺伝的に体内の日本酒の分解酵素が多い県民になってるのかもしれません。

 


 

 

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by yukari  at 23:32
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