天神様を知る小旅行
実家にも昔からあるんだけど
天神様の存在について
いまひとつ理解しきれてない部分があった。
夫は太宰府天満宮のある福岡出身だけど
福岡にはこういう天神様なんて存在はなく(天神様掛け軸を飾る習慣もない、と)
あくまでも”菅原道真公が学問の神様として太宰府天満宮にまつられてる”
”受験のときはとりあえずここ行って参っておこう”
ただそういう意識しかなかった、と。
だいたい、天神様、という言い方も
富山に来てから知ったんだけど、と。
あたしだって
2年前に初めて、天神様は長男だけがもらえるもんだ(え、次男はもらえないの??)なんてことも知ったくらいで
あとは、正月になると床の間にかかってる、なんかめでたい系の掛け軸なんだろ、な意識しかなかった。
だって親からそのへんのことよく聞いてないんだもん。
今日は高岡の山町筋で天神様祭だというので
小旅行気分で行ってきました。
高岡は駅前はさえないけど
山町筋までくるとこういう歴史的な建物が多くていい感じ。好きな場所。
のぼりの立ってるところに立ち寄ると
公開されてる天神様をこのように眺めることができました。
いろいろあるんだねぇ。
土人形のやら
木製のやら
皿に描かれたのやら。
そして顔もさまざま。
お、こういう正面タイプのはあまり見たことなかったなぁ。
和裁教室で公開されてたところでは
おじさんが、
『菅原道真が賢すぎて 超出世街道を進んでいたのに
あるときそれをねたんだ上司的立場のやつにいきなり左遷みたいに太宰府に流されることになって
太宰府で2年後に亡くなった』という内容の歴史話やら
その後についてのこと、など、紙芝居的なものを見せてくれながら説明してくれて
思いがけず、謎だった部分がだいぶ理解できて
とてもためになりました。
帰りはここでひと休み。
畳の部屋で
ホット抹茶ミルク、和む〜。
通りにある御車山会館も
久しぶりにのぞいて
中の、太鼓の達人みたいなこのコーナーで
祭りのおはやしにあわせて真剣に叩いて遊びました。(これ、リズムが複雑すぎてちょー難しい)
以前から夫が買いたがってたからここにも寄って
とこなつ6個入りを購入。
こないだ空港の土産売り場に4個入りなんてのもみつけて驚いちゃったけど
6個入りもあるとは。お手頃な量でちょうどいい。
最近のパッケージは可愛くていいね。
以前は、シンプルすぎるこのルックスに
なんの感情もわかなかったんだけど
大伴家持が歌った歌にもある立山に降る雪をイメージした、と書いてある紙を読んで
あ、そーだったの?とようやく
良さがわかった気がしました。
味も
この年で食べると
美味しさがわかる。
これはけっこうな大人になってから食べるべきもの、と実感しました。
富山県 ブログランキングへ
コメントはありません