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墓参りして新湊へ

昨日はぽかぽか寒すぎず暑すぎずの
快適な日曜日でした。
朝は桜餅を持って父の墓参りへ。
駅から歩いて行けるような町の中に実家のお墓があってくれて
助かる、と思います。
最近、自分たちのお墓というか
いざというときに残った家族が困らないように
対策をたてておかないとと
いろいろ調べはじめています。
北海道にいたときは家も買って道民歴が長くなってきてたので
親類もいないあの地でいざということが起きたら
息子たちや相方はどうしようもないだろうと
本気で散骨してもらうことを考え、資料もとりよせていました。
しょっちゅう遊びに行ってた小樽の海にまいてもらえば
観光で小樽の海に行ったときにでも海をみておもいだせるんじゃないかと。
北海道にお墓をたてることはその後の維持管理を考えると難しいだろうとそのときは思ったのです。

結局
転職で富山に引っ越すことになり
札幌のマイホームも手放したので
今はもう北海道とは距離ができ、北海道での身のふりかたを考えずに済みますが
今度は本州でもさぁどうする、という感じ。
富山に住んで4年目といっても
高校まで18年住んでたんだから富山で検討するんじゃないのかというのは夫婦ともに富山県人ならでのことで
うちは夫は九州人 。夫の実家では両親が夫婦で同じ墓にはいる気がないらしく、実家の墓にそれぞれ入るつもりらしく
親はあらたなお墓を建てていません。

息子たちは
育ちが神奈川、アメリカ、北海道。そして現在東京在住。先日息子たちと話をしたとき、息子たちは
『出身どこ?ってきかれるのが一番困る質問でさ〜』
『感覚的には僕(長男)はどっちかというと神奈川…』(実際長男は神奈川生活が一番長いし、大学時代は秋田とアメリカ)
『僕(次男)は北海道かなぁと』(次男は北海道生活が一番長い)
『で、札幌です、って言っとくのがてっとりばやいと思ってそう言うと「じゃ、ご両親は札幌にいるんだね」と言われて
”富山です”って言うと、「え、なんで?」ってことになって説明がまた面倒で』って。
なんか…ごめんね、我が家の歴史、ややこしい展開になっちゃって(苦笑)。

で、
私も子供達とともに30年間富山から離れていたから
富山が出身地でありながら
あちこちでの想い出や出来事が多すぎて
どこがほんとの拠点なのかよくわからないでいます。
なんかまだこの先なにかあるんじゃないかという読めない展開も想像してしまうのは
引越しが多かったことでの副作用...


こうなったら
これまでの十数回の引越し同様
墓もまったく関係ない場所で
屋内型の永代供養してもらえるような施設でいいんじゃないかとすら思い始めています。
残されるかもの息子たちが来やすいような
東京のどこかの駅近物件(笑)でおさまれれば一番いいよね、と。

叔父が40代で突然亡くなり
父が50代で突然亡くなり
昔から私は年老いてから人が亡くなる、という意識がない。
さらに最近、夫の同級生たちがいろんな事情でばたばたと亡くなっていて(53~54歳)
50歳をすぎたら
もういつでも終わる可能性があると思っといていいかもしれないと
冷静にとらえています。
そのときに、田舎が定まらない息子たちをとまどわせないようにだけは
しておきたいと思います。
 

新湊の六角堂は
たしか10月の祭りの時期に来て予約客でいっぱいで入れずにいて
それ以来。
この時期は早い時間に来たらすんなり入れました。よかった。

2階のこの椅子、前からあった?
いつもちがうテーブルだったから気がつかなかったけど
この椅子、背もたれも横も壁みたいに大きくていいわぁ〜。
 

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テーブルに引き出しがあったので開けてみたら
中に店の歴史が書いてありました。
ここは元畳屋だったそうで店主が亡くなって3年放置されてた物件だったそう。
畳用のへりに使う布が大量に残されてたそうです。
歴史を読むまで気がつかなかったけど
それを使ってのクッションと 

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コースターのようです。

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言われてみればたしかに畳の!
おしゃれな活用法です。
トイレには畳を作る機械がそのまま展示されています。
畳屋の店主も喜んでいることでしょう。

今日は夫の54歳の誕生日。
1年1年
お互いに
今回も無事(いなくなることなく)誕生日が迎えられてよかったね、の感覚です。 

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by yukari  at 09:39
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