ぽかぽか陽気

快晴。

仕事の休みをとって
久しぶりに実家の母の様子を見に行くことにした日。 

小杉駅南口の待合のテレビがとうとうなくなってしまったなと
数ヶ月前にがっかりしてたんだけど
久しぶりに来て見たら
薄型テレビに代わってました！
そうかただの入れ替えだったのね。
しかし
薄い。 

実家の庭のもみじ。
なんだ、あの赤いプロペラみたいなの。 

『タネやがいね。』と母。
えっ？！
もみじのタネってあんなの？？
初めて知った...

たまに母を散歩につれだして歩かせないと、というわけで
外出。
グリーンベルトとよばれるこのエリアの紅葉をみたりしながら
 

今日の散歩は気持ちよかった。

でも
久しぶりに一緒に歩いてみて
また
歩くのが遅くなってる、というのと
息があがるのがまた早くなってる、というのに気がつきました。
さては日頃
全然歩いてないな？
こういう住宅地で歩くのを日課にするのはなかなか難しいのはわかるけど
お年寄りも、歩かなくなったらおしまいだ、と思う。
ねんりんピックの方々を見てても
日頃から運動したり活動的に行動したりしてるから
元気に全国からはるばる富山にも来れてたんだろうし
歳だから、というのは言い訳にもならないよね。
歳でも、やる人はやる。

ショッピングセンターに着いて
さっそくカートを押し始めた母。
「そんなに買い物せんからカートいらんよ」と言ったら
『なーん、押して歩きたいだけやから』と。
背中が前より丸く曲がった母はたぶん
背筋力がなくて（いつのまにか骨折？ってやつみたいに見える）
自分で背中支えるのも疲れるみたいで
どこかにつかまって歩く方が楽なんだろう。
それなら
お年寄り向きの手押しのカート（椅子にもなるやつ）とかあったほうが
外歩くときも歩きやすいんじゃないか？ と
ちょうど店内に販売陳列されてたのがあったから
見たりしたけど
母は『うちにもこういうがあるわ』と。
え？あんの？
じゃ使えばいいのに。
ところが
82歳でここまで背中が曲がってても
意地でも自分は客観的に見て年寄りくさく見られるのが嫌らしい。杖も使わない。
けどさー、歩いてぜーぜーしてるくらいなら
あるものちゃんと利用しようよ…と内心思った。そこはちゃんと自分の82歳の現実を見るのも大事だよ〜。
しかしこのカート
私も欲しいくらいだよ。歩いて買い物行くと、重いものはあきらめて買わないことになってるけど
このカートあれば大根＋りんご＋米＋豆乳、さらについでに本も、なんて、一度に買えるなぁ、なんて思ったり。
いかにもお年寄り向きなかたちとデザインのじゃなく
スタイリッシュな、連れて歩きたくなる買い物カート
どこか開発してくんないかな？