移動手段の税金から考える今後
解体がすすんで
城址公園の木がだいぶ見えてきました。
強い紫外線にまけて
今日も午後からは出かける気になれず。
県民の日とかで県の施設は入場無料だったようなのに
美術館にでも行こうかと考えてた気持ちも紫外線の眩しさで萎えました。
今年も自動車税納税通知書が届き
仕事帰りにコンビニで支払ってきました。
北海道で最後自家用車として軽自動車を保有してたときまでは
規定の自動車税を毎年払っていました。
これまで数えてみたら
我が家は過去に大型〜軽まで
12台の車を乗り継いできました。(引越し多かったせい)
そのたびにサイズにあわせた税金を支払ってきたわけです。
で
4年前に富山に来るときにはマイカーは完全に手放して
車は持たずに暮らしはじめたら
あたりまえだけど
毎年払ってた自動車税の請求が来なくなり
交換タイヤや車検でごそっとお金がもってかれる心配もなくなりました。
ガソリン代も
たまにレンタカーを使ったときにかかるていどになり(カーシェアではガソリン代がかかりません)
車を保有するだけでどんだけお金かかってたんだという出費の差に驚きました。
2年後
富山暮らしの中で
ちょこっとした距離でかけたいとき
わざわざレンタカーするほどでもないような距離のときは小型バイクがあると便利、と気づいて
まずは125ccの小型バイクを購入。すると
小型バイクの税金の請求がきました。
年2400円。
125ccは車検も必要ないし、もともと中型バイク免許持ちの夫が前で運転してくれれば
二人乗り(タンデム)もできたので
2400円でこれだけふたりでちょこっとの遠出も楽しめるならまぁ許せる、と思いました。
さらに2年後のついこないだ
今度は自分が中型バイクの免許をとって、嬉々として自分サイズの中型250ccバイクを買いました。
そしたら当然今回
それの税金の請求もきました。
年3600円、だそうです。
中型でも250ccならぎりぎり車検いらずです。
なので
小型125cc バイク& 中型250ccバイクを保有の我が家の場合
今回から年間トータル6000円の納税ということになりました。
軽自動車のときは年7200円だったので
それと比べるとまだ少し安くおさえられていますが
一番大きいのはやっぱり車検があるかないか、です。
車検がないかわりに年に1度はバイク屋に持ってって点検はしてもらってます。
125ccの点検費は年1でだいたい3200円でした。
250ccはまだ買ったばかりだから点検は来年でいいでしょう。
そして
燃費も抜群に良い!
バイクの場合、リッター40キロはいけます。なのでガソリンスタンドに行く頻度も減りました。
というわけで
両方乗ってみての私の感想。
(4輪だけのメリット)
天気がどうあれ移動できる。
同時に5人は乗れる。
荷物をたくさん積める。
移動中、飲食可。
移動中、エアコンで快適温度。
移動中、ラジオや音楽が聴ける。
スカートでも乗れる。
髪型がくずれない。
中で寝られる。
中で着替えとかもできる。
(4輪ならではのデメリット)
1人だけの移動でも1台分の燃料を使ってしまう。
運転中、つい気がゆるんでしまいがち(中には眠くなる人も)。
運転中、安全意識が雑になりがち。(信号が赤でも平気で突っ切ってしまう危ない人、けっこう富山で見ます)
オートマ操作の4輪は、単純なせいで年をとっても乗り続けられてしまい、年とともに衰える自分の反射神経を認められず
アクセル操作の失敗で事故、の例が多々ある。
楽すぎて近所のコンビニにですら車で移動してしまいすっかり運動不足に。
楽すぎてついつい乗ってしまいガソリン代もけっこうかかってしまう。
車検代、タイヤ代が高い。
保有のためには駐車スペースの確保が必要。場所によっては駐車代が高い。
渋滞にまきこまれると身動きとれなくなる。
究極は、
車に頼りすぎて車無しの移動手段を考えられなくなる。
(2輪だけのメリット あるいはデメリット)人によってとらえかたがちがうと思うので
体むき出しなので、スリルと緊張感はんぱない。
風をまともに体で受けるので目がさめる。(気持ちいいときと寒すぎるときとはっきり)
マニュアル操作バイクの場合、
左手左足はクラッチ操作、右手アクセル&ブレーキ、右足ブレーキと
とにかく乗ってるあいだじゅう両手両足それぞれが忙しいので
長年オートマ車しか乗ってこなくて緊張感なくぼーっと死にかけてた脳みその細胞も
あまりの緊張からぐっと覚醒するのを感じる。
4輪のときよりもあきらかに安全運転を心がける。(車にあたったらこっちが不利)
マニュアルだと走り出しから即はスピード出せないから特に右折のときは完全に車がとぎれるまで停車。
(オートマ4輪車だったから今回の滋賀の事故のように油断してあのタイミングで曲がろうとするんだ、と思った)
荷物は基本的にのせられないから背中に背負えるだけ。(ついでのよけいな買い物はしなくなる)
ヘルメットをかぶるから暑いし髪の毛ぐじゃぐじゃになる。
スカート不可。格好が安全第一で固定されてしまう。
移動中、飲食不可。
移動中、外気そのままが体感温度。
雨や雪の日は乗車そのものが不可。雨の多い富山は特に乗れる季節が限られてしまう。
というわけで乗れない気候のときはいさぎよくあきらめて、徒歩なり公共交通機関なりで移動を試みるので
歩くし時刻表に合わせての行動ができるようになる。
維持費が安い。
バイクは駐車料無料になる施設がたまにある。(太閤山ランドも)
移動手段の可能性が広がる。
ちゃんと乗れるだけですごい達成感と自信。
究極は
車の軽いハンドル操作と違って、バイクは本体の重さを支えられなくなったときが引退のときだろうと思うので
たぶん年とってもいつまでも危なっかしく乗るようなことはせずに、
体力や足腰の衰えとともにキリよくすぐやめられると思える。(そのときは趣味と移動手段を自転車にきりかえればいいね)
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