おすそわけは素直に嬉しい

友人から冬瓜のおすそわけ。ありがとう〜。

解体しましょう〜。
捨てるのはつるのとことタネだけ。 

皮は千切りして塩もみ。
わたは小さく切ってから塩もみしときます。 

皮はにんじんも一緒に炒めて味噌炒めにしました。
わたは水気しぼってからキュウリとあわせて、千鳥酢＋ちょい砂糖で酢の物。（千鳥酢は万能。強い味方です〜）
身は鶏肉と昆布と一緒にことこと煮てあんかけにしました。 

これで使ったの、３分の１くらいの量。
冬瓜１個あればふたりで４日分ほどのおかずになりそうです。助かるわぁ。

富山はあげたりもらったりが他県に比べてとても多い県。
それが普通だと育ってきて、
他県に出たときにあまりいただきものがなくて、
それまで買ったこともなかったお茶菓子（いつも実家の茶箪笥にはいただきものがあったから）も
そうか、あえて買いに行かなきゃいけないんだと実感したのを思い出します。
こういう野菜もそう。
都会は買いにいかないと、家の野菜はすぐ買い置きがなくなるだけ。よそにあげられるほど手元にあるなんて状況
めったにない。まったく余裕がない。
だけど
富山に来てから、友人たちが「いる？」と言いながらドカンと持ってきてくれたりします。
それも「親戚からたくさんもらったから」「うちで食べきれんし」「もらってくれると助かる」とか言いながら。
え〜、助かるのはこっちですって。
だけど
我が家のように単純にわ〜いといつも喜ぶ人ばかりでもないらしく
おすそわけでも”あら、それはもらってもちょっと…”という反応をする人も中にはいるみたいで
あげる側も気をつかうらしい。
おすそわけなのに選り好みしちゃうなんて、やっぱり余裕があるんだろうなぁ、こっちの人は。
台所になんにも無くて本気で困った、という体験、ほとんどしたことないのかも。