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言葉もないよ

朝から
さらっと湿度が低いのか
ちょっと体が楽です。
富山もそろそろ梅雨明けかな? 

 

これ、
全国的ニュースになっちゃって
なんかもう恥ですね。 

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これをふまえて
他の議員の政務活動費について全チェックするのかと思ったら
富山県議はそこまでしないそうな。
自分たちにもなんか身に覚えがあるからやりたくないんじゃないかって思ってしまうよね。

人の税金を飲み食いに使って
特にこの人は確信犯だったそうで。
もっと県民は叩くべきじゃないのかな。

私の父は昔、町議会議員をやったことがあります。
まだ会社員でもあったから
会社員兼町議員で
それはそれはもう忙しいなんてもんじゃなく
だけど
正義感の強い完璧主義者だったから
仕事にも行き、議会にも行き
日曜日は、地域の応援してくれる人たちに向けて手書きのプリントみたいのを自分でわかりやすく書いて
おまけにすみっこには4コマ漫画まで書いて日常のひとこまを見てもらったり(そこまでせんでも、と娘としては思ったが)
コピーしたそれを自転車で地域の人たちにせっせと配ったりもしていました。
議員としての日々の中で
父が怒っていたことといえば
『議会中、平気で寝てるやつがいるんだよ!』
『議員なんて名ばかりで、議会でもなーんにも発言せんとやる気なさそうなのばっかりで。言ってもすぐに動いてくれんしほんまにもう…』
まじか、と当時は思いましたが
実際、ほんとに議会中寝ちゃう人いるんですよね…どんだけ緊張感ないの?
当時、農協関係から出てた議員は特にひどかった、と言ってました。
たぶん、楽に議員になれちゃって、経済的にも楽に議員生活もできちゃって
町をよくしようとか、本気でなにかしようとか
あんまり野望もない感じというか富山弁でいえば『とにかく見ててはがやしい』印象だったようですよ(苦笑)。

それでも議員の月々の給料みたいのはもらえちゃうわけでしょ?ちゃんとやってる人と、のほほんとやってる人の差、
どーしてくれんの?って思いました。
小杉のラポールというホール、あれは私の父が町議のときに、
町に文化的音楽ホールの建設が必要だ、ということで提案し
その後音響もいろいろ専門家と相談したりして作り上げた設計をもとに
出来上がったホールです。
クラシック音楽が大好きだった父はラポールの完成を楽しみにしていたと思います。

ただ
父は二期めの選挙準備に入ったときに、やはり疲れもあったんだと思います(人の何倍も働いてしまった)、
突然倒れて亡くなったので
当然ラポールの完成も見届けられませんでした。
結局一期だけの議員で終わりました。
一期ということは最初に選挙活動にかかった借金がまだ残ってるような状態。
二期、三期、といくごとに
議員としての『旨味』『余裕』が増えるのかもしれず
一期だけで完全に身も心もすりきれてしまった父と母に
議員てなんなんだ?と思いました。
議員をやらなければ
もしかしたらもう少し生きていて
半年後の私の花嫁姿くらい見てもらえたかもしれないのに、
ほんまに誰のために神経すり減らしてんのさ、と腹さえたちました。
だけど
ほんとに小杉を文化的にもいい町にしたかったんだろうな。
今、ラポールがいろんな発表やコンサートなどで活用されて
母も歌の会などで活用してるし
父の理想はちゃんと叶って、そこは良かったと思います。


町議よりは市議、市議よりは県議
そして二期三期とやるにつれ
政務活動費も増え、いつのまにか金銭感覚もおかしくなり
それが県民の税金でなりたってるという感覚がなくなって
四期とかいう矢後元議員なんて
政務活動費=おこづかい
そんな感じになってたのかもしれません。
長く議員をやってる人ほど
抜き打ちでチェックをいれられるしくみがあるといいのにね。


 

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by yukari  at 13:36
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