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けじめ

現在、持ち家でもなければ
息子たちが生まれてから大きくなるまで育った場所、というわけでもなく
ここは完全に、夫と私がふたりで暮らす場所。
親がいるからそこがとりあえずは実家ということに?という感じで
1年半前から息子たちが年に1〜2度来る拠点になってはいますが 
息子たちの学生時代の友人たちが富山にいるわけでもないので
帰省というよりやはりただ、”親のとこに顔だしに行く”  そのための住処となっています。

つまり
ここは
息子たちの田舎や実家、というわけではない。
ただの
”親が住む場所” 
息子たちにとっての子ども時代の田舎や思い出の場所は
この20数年間で、神奈川やらアメリカやら北海道やら
もうあちこちに作ってやりました。もう売っぱらってしまいましたが、そのときどきには確かに持ち家も2つあったわけで
そこでの暮らしの思い出だけはもう充分にもたせてやったと思うわけです。
そしてこの夏
次男も成人しました。
年があけて春になったら彼も社会人。
さすがに親として
次男だけならず、とっくに社会人の長男についてもまだかなりな心配はありながらも
もうほんとにちゃんと子離れをしようと 今日心に決めました。
ひとまず預かってここに置いといた、次男の卒業アルバムや卒業証書、その他雑貨類全てを
今日ダンボールに詰め、宅配便で次男のところに送りました。
長男の物はほとんどないですが
それでも子供時代の絵本など確認したほうがよさげなものが少しあったので
それは長男に送ることにしました。
これでもう
このアパートには
夫と私の物だけが置かれてる状態です。

ここは、いつでも帰ってきなよ、と言ってやれる実家ではなく 
『いつでも遊びにきなよ』な私たち夫婦の空間です。
私の実家に対しても、そういう意識で自分が出向いているから
ドライにそう割り切れるのかもしれません。
私の実家の押入れにずっと起きっぱなしだった雛人形を先日やっと供養にだせたことで
これでもう完全に、私がらみの物が実家になくなりました。
正直、ほっとしました。
今いる場所が自分の場所。過去にしがみつかず今のここを充実させて作り上げていくことが大事だから
息子たちにも
今いる東京の自分の空間や暮らしを充実させていくことだけを考えていってもらいたい。
今後は夫と自分が富山でいかに楽しく暮らすか、
もうそれだけを考えて過ごそうと思います。 


 

 

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by yukari  at 17:15
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