おにぎりの日なんだって

母の日にもいつも思うことなんだけど
父の日もいつからそういう日ということになったんだろね。
ここぞとばかりに
お母さんありがとう
お父さんありがとう

だけど
この日をすぎればなにもなかったかのように。
この日だけ
なんらかのカタチを表明しとけばいいだろ的になって。
そういう、親への感謝は
ふとした瞬間にしみじみ心に思ったり
会ったときなんかに、ちょっと「いつもありがとね」みたいに口にだしたり 
あとは親を心配させることなく、子が普通に平和に暮らしていく
それでもう十分に親としてはありがたくしあわせなことだとも思ったりするんだけどね。


子としての立場として
今年も父の日にはいつもそうするように
遠方にいる夫の父にプレゼントを贈った。
私の父は
結婚する前になくなってもういないから
プレゼントはずっと贈れない。
だけど
年に一度プレゼントを贈る、子としてのこういう自分が良い子であるとはまったく思ってない。
かえって、年に一度のこんなことでしか感謝を表せない感じというか
ご無沙汰をわびれない感じというか
商法にのっかる感じがホント申し訳ないとすら思う。
そんなものよりも
たまにふらっと思い出したかのようにどうってことない手紙を送ったり
連絡をとってみたり
会えるチャンスがあるなら会ってみたり
元気にしてるかな、と心に思ってみたり
たぶんそういうことのほうが親を思う行為としてはいいのかもと思うようになってる。
私の父は体はもうないけど
亡くなってから、何度私は父に話しかけたりしてきたかなぁ。墓参り＝父に会いに行く　だから
けっこう頻繁に行くしね。
いなくてもしょっちゅう父を思ってる子としての私を
墓場で父はわかってはくれてると思ってる。
ときどき「昔の話、いろいろもっと聞いてみたいことあったんだけど、いなきゃもう聞けないじゃないのよ」と
墓の前で文句を言うこともあるけどね。 

親としての立場としては
遠方の息子たちから何かプレゼントを贈ってもらいたいとはまったく思わない。
そんなことより
カツカツの給料の中で
病気しないで東京の一人暮らしをそれぞれどうにかやりこなして楽しんでいる、もうそれだけで十分。
体調くずしただの
家賃滞納してるだの
東京の交通情報でしょっちゅうある、ドキッとする人身事故のニュース
それに絡むような
そういう連絡がこない、もうそれだけで
親としてはなによりの平穏で
何もないということですごく親孝行をしてくれてる、と思えてる。

６月１８日
日本最古のおにぎりの化石が中能登から発掘された日で
『おにぎりの日』なんだって。
だから今日のお昼はおにぎりにしました。 
 

アップルサンショウの並びにある”鶏よし”の唐揚げは
今年度、醤油タレ部門で金賞をとったらしい。
今回初めて、ここに唐揚げも買いに行って
おにぎりのおかずにしてみました。
ブルーシールアイスとコンビ組んでるお店、面白いね。
ここのアイスは前に食べたことあったけど
唐揚げもおいしかったな。