封印してた感覚

この春から、とる新聞を変えた。
３年間同じ新聞をとってきたんだけども
気分転換したくなった。

お試し購読の新聞をお願いし
期間満了のときにあらわれたのが、とてもいい印象の女性営業担当の方だった。
営業って印象がすべて。
そこの新聞をとることに決め
たまたまその方が「これ、知ってます？」といちご新聞を見せてくれた。
キキとララなんて何十年ぶりに見ただろー？！！
実家も我が家ともに男家族だったので
そのファンシーな色合いがあまりに久しぶり（たぶん自分の小学生時以来）すぎてちょっとテンションあがった。
すると
「そーでしょーそーでしょー！私、これ好きなんですよ〜！じゃあ今回、これ、サービスしますよ〜！」
と
玄関先で嬉々とした私の姿がよほど嬉しかったらしくひとつ置いてってくれた。
てっきり、そのひとつがサービスなんだと思ってたら
ポストに毎月届く。思わず確認したが、毎月サービスで届くように手配してくれてるようだ。
なんと。

というわけで
今までこの何十年間、我が家にはなかったファンシーそのものなものが月に１度届く。
まさかの
50歳からのいちご新聞デビューになっちゃって
毎度届くたび、いい意味で脱力する。

で
今月は付録にうちわがついてた。

かわいすぎる。

娘がいれば
ちびっこのときにはこういうものが茶の間にもあったんだろうけど
うちには娘がいないから
自分のちびっこ時代の感覚がそのまま蘇る。
受験して一人暮らしして結婚して息子たちがうまれて
引っ越し三昧の中、息子たちになめられないよう強い親になって子育てして
気づけばその40年近い期間
完全に自分の女の子的感覚を封印してきた。
強くふるまうしかなかった中学時代以前までは
たしかこういう可愛いものが好きなおとなしめの女の子だった。
すべてはあの
まるで男のようなたくましい部員揃いの
地獄の部活生活からおかしく...

ま、とにかく
50代夫婦の家の茶の間に
これがある和みったらない。
まるでちっちゃい孫でも遊びに来たかのよう（笑）。
サンリオのキャラクターがこんなに増えてたなんてね〜と
けっこうくいいるように毎号読んでる自分は
感覚的には
こういうのが好きだった小学４年生当時に戻ってる。