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水だんご

生地に寄ったので
前から気になってた『水だんご』のパックを買ってみた。(きになるめぐりはまだ続く)
白玉だんごと何がちがうの?と。

丸めたんじゃなくて
あきらかに”切って”ある、そのかたち。
もうすでにやわらかくできあがってて
”水ですすいでから、付属のきなこをかけてください”と書いてあったので
そのとおりにしたところ。 

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これでもう完成。

食べて見たら
白玉よりは、ほにょほにょでやわらかい。脱力するような感じ。
材料みたら、富山県産のコシヒカリの米粉と片栗粉、だけだった。
白玉のほうはもち米使うから、その違いだね。
地元で盛んに生産される青大豆からつくったこのきなこには
塩と砂糖であまじょっぱく味付けされてて
おやつにちょうどいいやさしい味。
 

『清水』とよばれる湧き水の流水で団子についてる打ち粉を流して水をきり
青大豆きなこをかけていただく、この食べ方が『水だんご』の名前の由来なんだと。
黒部市生地地区は町のあちこち20箇所ほどにいまも湧き水があって
飲み水、炊事、洗濯にも利用する場所。
1959年から地元老舗菓子店が作り始めて夏の風物詩になったけど
2012年にその店が閉店。でも
伝統の味を絶やしてはいけない!と
お食事どころの藤吉さんという店が引き継いで作り続けている、とのこと。

なんというか
黒部では夏になるとこれだね、な感じなんだろね。
なんでもそうだけど
毎年同じように食べてると
恒例になる。

ここも
なんとなく夏のあいだに夫と私は1度は来るようになってこれで3回目。
去年は義父の病気の改善を願って夫とふたりで滝に打たれるチャレンジなんかもしたけど
今年は息子たちが初めて夏の終わりに揃ってやってきたので
連れてきてみようと。
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都会の仕事と暮らしで
かなり疲弊気味のふたりにとっては
だいぶ癒しにはなったようで
連れて来てよかった。 

そしてこれも
食べさせてみようと。 

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ケンミンショーの効果で
下の金龍さんは行列らしいけど
いつも私たちはだんごやか大岩館の近場のほうで食べるので
空いた店内にスムーズに入って
ささっと食べてひと休みして。

育った場所じゃないから
息子たちにとって富山は『帰省』ではなく『親のところに顔だしに行く』なんだけど
夏にきたときに同じような場所めぐって同じようなもの食べたら
こういうのもいつのまにか 彼らにとっても
夏の恒例になってくのかも。
まだ今のところ
夏の恒例は『しゃこたんのウニ丼』のイメージがみんななかなかとれないでいるけど(あれは別格すぎ)
北海道で11回、毎夏、しゃこたんブルーの海ながめながら食べてきたんだから
これはもうしょうがないよねー。 

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by yukari  at 09:20
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