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終活は思いたったときに

冷たい雨。
さすがに私も今日は長袖をはおりました。
ほどよい秋を堪能したいのにこんないきなり寒くならんでも。

これまで私は
地縁のない場ばかりに引越しざんまいだったので
そのたび 大きな不安をかかえては悩んできた。
それは
もしここで親(私たち)になにかあったら親戚もいない地で子どもたちだけで途方にくれるだろう…と。
北海道にいたときはずっと永住のつもりだったから
墓どーする?北海道に建てたって管理しきれないだろうから小樽の海に骨まいてもらうことも考えるか…なんてことも
けっこう本気で考えて、資料もとりよせてた。
でも北海道を離れることになって
ひとまず本州の、それも富山という私の実家にほど近いところに暮らすことになったので
海に、の件はなくなったが
解決したわけでもない。
だって
先月なくなった義父は出身地でもある遠い熊本県に自分のおさまる場所を設定してしまった。
それも夫婦単独用でなく
自分の五人兄弟ごと入る用のを。もちろん兄弟の夫婦みんな入っていいよ、当然入るよね?のつもりだったんだろうが
はたして各奥さんたちはそこに入る気あるんだろうか?...私は別家庭を持ってる兄弟たちがみなひとつの墓を共有するというパターンをこれまで
見たことないので
正直驚いてしまった。 

ということで
自分たちは東京在住の息子たちのことも考えると
別件で考える方がいいのかもしれないと思い始めてる。
義父は「君達もここ使っていいからね」とは言ってくれてはいたけど
熊本は遠すぎますって...
四十九日法要で義父の納骨のために近々向かうにしても
富山からの交通費がもう厳しいこともあり
今回は夫だけ行くことになった。
交通費、バカになりません...
 

そして今日は
富山市内の葬祭場で無料見学会(四十九日法要食事例の軽い食事つき) があるというので予約して
ひとりで見学しに行ってみた。
自分の父親のときは自分がまだ22歳だったしショックでわけわからないまま終わった感じで
祭壇のことなど正直覚えてない。
唯一、身長の大きかった父に棺のサイズがあってなくて納棺のときにひじょーに腹がたった、そのことを何十年も心にひきずってる。
だからどたばたで決めるとろくなことにならない、という教訓になった。
自分の住処をこれまで全部決めてきたように
自分の最後の流れもちゃんと決めておきたいし 
自分の収まる場所も決めておきたい。
ジプシーすぎて実家や田舎がいったいどこなのかもうわからなくなってる息子たちのためにも
親の責任として
今から互助会に入っとくとこからスタートしようと。
葬儀の料金や内訳をちゃんと理解しとくことは大事。
そして富山の人は家族葬のことをちゃんと理解しきれてない人が多いらしい。
一般葬の規模の小さいのを家族葬だと勝手に思い込んでるらしい。
そうじゃない、家族葬はまったくの別物、ということも話を聞いてなんとなく理解できた。
義父の葬儀がとても良かった流れだったから
自分の中でとても参考になってる。
今度、別会場もみせてもらえるそうなのでそちらもちゃんと見てこようと思ってます。 


 

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by yukari  at 18:14
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