京都を感じに

仕事帰り
大和に直行しました。 

賑わってました。

これといった目的はなく
単純に京都を少し感じに行こうか（ついでに冷房空間で涼んでいこうか）とやってきたわけですが
麩饅頭と冷たいお茶で今日はおやつにしてみたい、と商品を見て思って
買ってきました。 

麩饅頭って
大人になってだいぶ経ってから知りました。
だって富山にはおいしいもち米があって、あんこ入りのおいしいおもちや大福、酒饅頭もあり
わざわざ麩で饅頭にしなくても十分足りてる土地だから
店頭にこういうの並んでないし。北海道にもこういう繊細和菓子はありませんでした。
あるとき、たぶん関東にいたころ、催事でこの存在を知って食べたわけですが
なんじゃこりゃーでした。生麩というものの上品なおいしさを知った瞬間でした。
で、どうして当時これに手がのびたかというと
実はこの半兵衛麩さん、京都でひとり暮らししてたときのお向かいさんだったのです。
なんか聞いたことあるなーこの名前…で
向かいにあった店じゃん！と。

でも下宿の玄関出て正面にあったのがこの店がまえなもんで

敷居たかーい。
学生にはまったく無縁な店としかとらえてなくて
だいたい18歳の子には麩なんてまったく興味もなかったし
中に入ってみようなんて思いもしませんでした。

でも
こういうものって
あるていど、だいぶしっかり大人になってからのほうが
良さがわかるものかもしれません。
金沢の麩とかも
大人には人気。
子供にはわからない、大人ならではの楽しみのひとつなのかな。