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自分のペースを保ちながら楽しむ難しさ

昨日は
朝10時くらいに山藤ぶどう園へぶどう狩りに行ってみました。
でもすでにお客さんが4組ほど。
時間無制限の食べ放題コースと
摘み取りコースを選べます。
食べ放題と言われてもたぶんそんなに食べられもしないだろうとは思いつつ
摘み取ってすぐ終わり、というのもさみしいので
楽しみ優先で、食べ放題のほうを選びました。
 

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しかし
朝からじりじり暑くて
ぶどう棚の下にいるときは葉っぱの影も少しありながら
空気そのものがもう熱気を含んでて
テーブルについてぶどうをつまんで食べてるあいだも
とにかく汗が流れます。
ぶどうは皮ごと食べられるブラックビートというもの。
ひとり2房ずつくらいは食べられるかと思ってたけど
粒が大きめだから
1人1房ずつ食べきったらもうおなかいっぱい。(予想通り)
時間無制限だからゆっくり長時間くつろぎながら食べててもいいはずなんだろうけど
なんせ日差し暑くて(今更35度ってなに?!)
その暑さに耐えられなくて40分ほどで切り上げました。


でも
秋らしい体験をひとつできてよかった。

帰り
”まつ川” で鱒寿司購入。
息子たちが東京に戻る直前の昼ごはんを茶の間で。 

 

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そして夕方の新幹線で東京へ戻っていきました。

息子たちは年齢的にはそれぞれもう大人で成長に喜ぶ部分もありつつ
どこかあいかわらず不安定な生活状況も抱えてて
親として完全に安心しきって見てられるふたり、とはまだ言えない。
それを年に1〜2度、会うたびに、知ってしまうしんどさ、というのがこれまた
こちらの精神的疲労感を倍増してしまう原因、ともいえます。
 

 

せっかく1週間滞在するなら
そして息子たちの田舎でもない(学生時代の友人やなじみのご近所さんがいるでもない)富山に
忙しい仕事のあいまをぬって1週間も時間作ってくるなら
まだ行ったことないようなところに連れてったり景色とか見せて楽しませてやろう、とサービス精神で思ってしまって
けっこうあれこれと予定を立ててしまう自分。
これが子供の頃からの帰省地なら
ほっといても「友達と会ってくる」とか、どこそこ行ってくる、とかで自由に出歩くんだろうし
親が計画をお膳立てする必要もないんだろうけど
なんかやっぱり、たまに、わざわざ、親が今はそこにいるというだけで、富山まで来る、というこの状況は
子供に、経済的にも無理させてるなーと思ってしまい、気をつかってしまいます。


だけど
そのために
親も普段の自分とはちがう生活ペースで動いてしまう。
我が子なのに
なぜか
お客さんをもてなすかのように変な気も使ってしまい。
もちろん、一緒にでかけて楽しんでるんだけど
ずっと一緒に暮らしてた頃とはあきらかにちがう、
気楽に楽しんでるのとはちがう、まるで旅行会社の添乗員的な気配りと予約とタイムスケジュール管理のもと
日頃にない出費もして、そつなく動いてる。
その結果
駅で見送ったあと
だいたいの予定をこなしきったほっとした気持ちの直後、急に 疲れが。
これ
孫が遊びに来て
嬉しくていろいろやって、そのあとに通常生活に戻ったおじいちゃんおばあちゃんたちの気持ちとおんなじ?
たまのこと、だから楽しいけど
ずーっとだったらいくら可愛い孫でも疲れちゃうわよ〜な
お盆や正月の親戚の帰省のときの祖父母感覚って、これ?

だけど
頼まれてもいないのに
あれこれつい過剰にやってしまうこっちが良くない、とも言えなくもない。
いつもどおりのペースで過ごしてればそれでいいのかもしれない。
訪ねてきた側としては
いろいろもてなしてもらうのは単純に嬉しいこと。
もし特別な感じでいっさいもてなしてももらえないと、わざわざ来たのに…とがっかりすらしてしまうかもしれない。
でも逆に訪ねられた側としては
いろいろもてなすのは楽しくて嬉しいことでもありながら
ほんの少し、やりすぎちゃったときは、確実に無理はしてるのかな。時間も、金銭的にも、心理的にも。
理想は
訪ねられた側が嬉しいままで最初から最後まで終わること。
戻らないでもう少しこっちにいればいいのに〜と思えるようなペースで
ゆるーく接すること。
そういう意味では
ちょっと、いや、だいぶ、私はいろいろとやりすぎてる。それを今回、自覚しました。


先日見たトイストーリー4が身にしみます。

まだ
私は、どこか母である自分から抜けきれてない。息子と離れて住んでもう何年も経つのに。
ウッディのように
いつまでも子供たちの様子を心配して世話もやいて先回りしがち。
だけどもう
最後にウッディが決断したように
自分も決断してわりきって
自分の第2の人生だけを考えて行動しないといけないな...
世間体とか
まわりとの兼ね合いとか
親としてとか
そういうことを気にし始めると
どんどん身動きもとれなくなってしまう。
気がつけば50代。
数ヶ月後には52歳になるし。
父親が57歳で亡くなったことを思えば
遺伝的に、自分もそうのんびりもしてられない。
ほんとにやりたい仕事とか
自分の理想の毎日
これからはそこだけをわがままに考えて
なるべく早く自分の人生のために行動できるように考えていこうと思います。

それにしても
富山は今日も暑すぎるんだってば...

応援よろしくお願いします。

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by yukari  at 14:39
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