自分としては今が最後のチャンスかと

ずいぶん記憶力が衰えてきてるのを感じる。
それは前からわかってたこと。
だけど
だからといって
なにもしないと
脳が、あっというまに鮮度の悪いウニみたいになっていきそうで。
無茶なこととは思いつつも
あきらかに勉強のとりかかり時期として遅すぎるとわかっていつつも
自分の知識の幅をちょっと広げとくのは悪くないだろうと
そしてそれはたぶん
今のこのときを逃すととたんにやる気も失せるだろうと思われたので
今年のある試験を受けてみることに決め
テキストを買って勉強を始めたりしてる。
机に向かうことそのものが
何十年ぶりかのことなので

 

かたちから入ってみようと
久しぶりにノートとシャーペンと芯を買ってみたり。
ただ
「書く」といえば
殴り書きのメモていどの何十年間だったせいで
ノートにきちんと書き込むという手の動きを手が忘れちゃってて
手に力も入らないし、字がとにかく汚い。
自分でびっくりした。

さらに
エッセイていどの気楽な読書は頻繁にあっても
漢字だらけの専門テキストをじっくり読むなんてことは
大学以来のことなので
文字を目で追って文章の意味をとらえることにまず時間がかかり
そのうち
しばらくすると眠くなる。
暗記するところまでの到達はいつになることか。 
先行きは不安だらけ。

そんな中
昨日次男が入籍した。
ご時世的に
今は写真だけのフォトウェディングで
それも写真はだいぶ前に撮ってて
すでに見せてもらってもいたから
昨日の入籍報告はLINEで完了。
我が子が結婚するってどんな感じかと思ったけど
なんにも変わらない。
まず、ひと昔前のように
嫁姑的な、〜家としてのどーのこーのな感覚が
自分にまったくない。
商売してるわけでもないし
先祖代々のなにかがあるでもない
おまけに引っ越しばかりやってきたから
土地の習慣を親の自分たちもなんだかよく知らないし
知っても特にそこにこだわろうという気もないし。
結婚のふたりが幸せに暮らせるスタイルでどうぞという感じ。
私も夫も
これまでとおんなじスタンスで
息子と彼女、として関われればいいんじゃないかと思ってる。
なんせ
自分たちがいろいろやりたいことがあって忙しい。
人の干渉するほどヒマじゃない。