ひちぎりに春を感じる

久しぶりに
友人宅へお茶を習いに行きました。
用意してもらったお菓子を見て
自然と「あ、ひちぎりだね」と言えて自分でびっくり。
去年もこの時期に、このお菓子を用意してくれて
そのときに『これは　”ひちぎり” というお菓子』と教えてもらったのが
最初の出会い。
面白い名前だなーと思って印象に残ってたみたいですんなり覚えられたようです。
これを見ると、春なのね、とおかげさまで思えるようになってきました。 

お茶の世界は季節感の世界。
床の間の掛け軸からいけ花からお菓子から。 
こまかいとこまで繊細だなーと思います。
部屋のしつらえをする側は毎月大変だろうなと思うけど
歴の長い友人を見てると、そういう”今月はこのお軸、このお花、このお菓子”
と準備するひとつひとつを楽しんでるようにも見えます。
理解できてるからよけいに楽しめるんだろうね。

来れる時に来る、の、ゆる〜い生徒（私）なので
手順なりなんなり毎回リセットされてて同じこと習って申し訳ないんだけど
それでも
お菓子に関しての知識だけはちょっとついたかな？
そこはやっぱり興味がもともと「食」だからなのでしょう。