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愛も与えるばかりじゃ枯渇する

母の日がからむ週末。
娘として
嫁として
毎年両方の母親に
鉢植えの花を贈ります。
今年はどんな花を送ろうか、とけっこう早いうちから検討しはじめ予約して
この時期に届くように手配してるので
今年も
届いたよ、ありがとう、と連絡がきました。
子の立場として
やれることが結局このくらい、というのが申し訳ないくらいの気持ちだったりもします。

で。
自分自身、母の立場としてはというと
我が家の息子たちからなにかもらったりとか連絡あったりとか
これまで
いっさいありません。
息子なんて、ま、こんなもんか、とあるときからあきらめモードが入り
富山に来てからは特に気にもしないでいたつもりだったけど
今回はなんかちょっと
『母の日』『おかあさんありがとう』の文字だらけのこの時期が
一応母でもある自分としてはやや切ない。

自分で自分のために
カーネーションを買ってきました。
アルビスで。

 

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愛は
与える一方ばかりでは
心が枯渇する。
これまで何度もこういう経験はありました。
家族を思ってすごいエネルギーと愛で我が家の男たちに尽くすんだけど
でもこっちが欲しいときに同じようにささやかな思いやりは返ってこない。
むなしい瞬間です。
無償の愛なんて
そんなふうに自分は人間ができてないので
ちょっとしたご褒美はやっぱり欲しかったんだなと。
これはけっこう平均的な母親感覚、妻感覚じゃないかなと思ってるけど
ちがうんでしょうか。
さすがに今日は、
『せめて週末くらい、ご飯のこと気にしないでいさせてよ。
朝が終われば昼のこと、昼が終われば夜のこと、平日毎日気にしてこっちはやってるんだからさー
週末くらい、外でかけて買おうかとか
でかけついでに食べてこかとか
今日は僕が作ろうかとか
率先して考えて動いてよ!平日ちゃんとやってる分、週末はご飯のこと考えんの疲れるからもういやなの!』と
夫にあたりました。
たまにこうして言わないと、はっと気づいてくれないのも
正直残念。
男ってなんでこうなの?女が家事やってあたりまえと思わないで。

というわけで
感覚的には
ここ数年で母業なんてもう卒業したつもりでいたんだけどな。
意識がまだ卒業しきれてなかった。
今度こそ
来年の母の日からはもう母の日なんて気にならないくらいに
自分本位に、自分のことだけを考えて
もう完全に、母だった自分から卒業し終わっておきたい、と思いました。
なんかちょっとツライもの...

今日、解体現場はこんな感じ。

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by yukari  at 18:22
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