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気分転換で片道徒歩60分

昨日は珈琲店を目的地に
久しぶりに歩こうかということになりました。
ここんとこ
レンタカーやバイクなんかで
目的地までぱーっと広い道を突っ切ってく週末をすごすことが多かったから
気づけば最近
途中の景色にまったく目がいかなかった。
ラクとひきかえに、細い路地での発見とか足腰のための運動とか
そういうことを2の次にしていました。
幸い昨日はむちゃくちゃな高温にもならなそうな予報だしと
さて
黒瀬の高倉町珈琲にするか
掛尾のコメダ珈琲にするか
どっちに向かって歩く?
県庁前公園あたりから出発するとだいたい同じくらいの距離です。
今回は読書にも没頭したい、と
図書館で借りた本持参で
コメダ珈琲を目指しました。
コメダはほどよく仕切られてるのが読書には落ち着くのです。

途中
日枝神社の境内の中を。 

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真剣にお参りしてる方がいらっしゃいました。

41号線をただひたすらにまっすぐ南下して歩くのは
車も多くて空気悪いし日陰もなくて暑いしつまらないので
ジグザグと細い路地に入ってって南下します。
掛尾に近くにつれ
大きな戸建住宅が目につきます。
ここらの地主さんなのか
お屋敷といった雰囲気の、広〜い家ばかり。
よけいなお世話ですが
こんなに広いと固定資産税大変だろなーなんて思ったり。
『富山の人って、庭にやたら灯籠たてたがるのはなんで?』というのが夫婦共通の疑問。
日本庭園風にするのが憧れなのかなー。ともかく、お金がないと自宅に灯籠たてようなんて発想にはそもそもならんよな、などと
しゃべりながら歩くと
案外あっというまにコメダに到着。

すんなり座れたので
まずはたっぷりアイスコーヒーを。
そしておもむろに本を取り出します。
私はこれをいっきに読みきりたかった。
 

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角田光代さんは
同じ年代なのと
うちの息子が小6のとき
たまたま息子のクラスに来てもらえたりして 
その直後に”対岸の彼女”で直木賞受賞も決まり
なんかすごく親近感をもっています。
”対岸の彼女”も読みましたが
角田さんの、人に対する観察力には驚かされました。
表面的ではなく人の内面の心のゆらぎがなんでそこまでわかるのか
今回読んだこの本でもやはり登場人物の心情がこまかく書かれてて
いつものことながら
角田さんの本にはぐぐっとひきこまれます。

コーヒーも飲んでしまい
気がつけばお昼。窓の外は、うわっ!眩しい〜。紫外線指数というのが表示される夫の時計にはそのとき
指数9と出ました。(かなり強くて危険)
ということでこの時間、とても外に出られないやと
初めてコメチキ(コメダの唐揚げ)というのと
グラタンをオーダー。お昼ご飯時間にもなだれこみます。(ふたりでつまみつつ。両方おいしかった)
引き続き読書をして
2時を過ぎたころにようやく指数が下がったのを確認してから
席をたちました。

帰り道はだいぶ風もひんやり。
途中買い物しながら大和で休憩しながら帰宅しました。
疲れはしたけど
歩くと日頃あまりゆっくり話せないことも話しながらなので
いい気分転換になりました。
 

 

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by yukari  at 16:15
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