訳あって
今年は、接客の仕事服(二部式の着物)のまま
厨房の仕事をやってる状態。
これまでの職場のコック服とはちがうから
厨房の作業をするにはだいぶ無理はあることは
わかってるけど仕方がない。
コロナの影響で景気も悪くなり
経営者は
大半のスタッフをリストラしてしまった。
だから
残りの、少ないスタッフであれもこれもと兼任するしかないまま
気がつけば10ヶ月。
最近は
だいぶお客さんも戻ってきて
昼だけはけっこう集中して忙しくなってしまい
自分はランチの揚げ物、ご飯、味噌汁、さらにスイーツ全部を同時に担当してるから
とにかくお客さんを待たせないことを第一に作業の日々。
そんな中
昨日はなんだかみんな揚げ物が食べたかったみたいで
揚げ物のオーダーが集中。
今週はカキフライが週替わりのメニューだった。
わかるよ
揚げたてのカキフライ食べたいもんね。
自分だって
カキフライ、選ぶだろうなと思いながら今週ずっと作ってた。
だからオーダが入るとすかさずパン粉をつけて、ぽんぽんフライヤーの中へ牡蠣をいれてた。
事前にパン粉をつけて準備しておけるならそんなにあたふたしないが
ここの料理長はちょっと偏屈もんなので
オーダーが入ってから衣をつけさせる。
塩胡椒し
粉まぶし
卵をからめ
パン粉をまぶし
を
オーダー入ってから人数分やってると
そこで最低1〜2分は使ってしまう。
ランチ時間にお客さんを待たせられる時間は7分(と専門学校で習ったもんでそこは自分としてはこだわりたい)。
みなさんの限られたお昼休み、待たせたくない。
だからただでさえ忙しい時間帯がひときわ忙しくなってしまい
油の前で猛スピードで作業する自分。
で。
ついに昨日、カキフライの最終日に
やってしまった。
ぽんぽんいれてて
跳ねた180度の油が
皮膚の弱いこんなところに直撃。
あちい!!
と思ったけど
冷やす時間も惜しくて
とにかく作業第一にして
午後2時の休憩時間までそのままやってたら
真っ赤に。
そこから氷を当てたりして
痛みはおさまった気がしてたから
そのあとは気にもとめてなかった。
で
今朝なにげに鏡を見たら
!!
うわぁ〜
いかにも
跳ねたのが命中してたれた、そんな形が
かっこ悪い〜...
てか
ただでさえ新陳代謝が悪くなってきた50代
この皮膚は新しく入れ替わるとも思えず
このまま跡になっちゃうんだろうなぁ…(涙)
コック服ならば首まで立襟だから
油がとんでもこんなところに命中することなんてこれまでなかった。
着物の袷襟姿だと喉は解放されちゃってるから
油作業をするとこうなっちゃうんだねぇ。
適材適所、制服って大事。
油断した…というか
この格好でやらざるを得ないからどうしようもないけど。
これ以上、油浴びないようにするしかないけど
この火傷跡、少しでも薄くできないかなぁ...
応援よろしくお願いします。
富山県 ブログランキングへ