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言葉の力


高志の国文学館へ
谷川俊太郎さんの詩を読みに行きました。 

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”生きているということ
今生きているということ”

難しい言葉はひとつもなくて
淡々とつづる言葉にぐっときます。

一部は撮影可だったので
その中でも気にいったここを撮影しました。 

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”でも墓地に死者はいるのかどうか。”

ほんとそう。

”身近な死者は生前と同じように
我が家に巣くってるような気がする。”

ほんとに私もそう思います。

墓地に死者がいる、そこにはいる、と思うことで
残された人が気持ちの救いを求めたいのかもしれないが
私は、身近すぎる父が早くに亡くなったそのときに現実を見て悟ったこととして
死者は死者、墓地にあるのはただの骨だけ、ただ骨を置いてある場所、という意識で、きました。
実際の父の魂はたぶん今も変わらず、家の中にいて
残してしまった母や家族のことを見ているにちがいない、と思ってたから
谷川さんの意見に
ほんとそうそう!と思いながらこれを読みました。

”存在はいつか現れ出ていつか消え去って行く”

人も物も
すべてそう。
その現実をふまえ、
”今生きているということ” を大事にしないといけません。

 

...というわけで
この暑い日でも
せっかくここに来たんだし
ということで
シェ ヨシ に寄って
お茶して帰ることにしました。
パッションフルーツレモンジュースと
シュークリームごしに
外の緑の景色をながめながら
今日もちゃんと生きてるな…と感じました。 





 

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by yukari  at 20:07
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