車を持たずに富山暮らし

やっと気温が2桁に。

上着も薄くて済むようになってきました。

桜は

まだまだ。

松川沿の桜の花見はやっぱり4月になってからかな。

昨日は大和の地下で
カニが半額になってたのと
四方産のホタルイカをみつけたので買ってきました。

夕食がいっきに華やかになりました。

仕事で能登にたびたび出向く家族の話によると
まだ現地は道路もガタガタだし、
つぶれた住宅はそのままのところも多くて
あれから３ヶ月も経つのにようやく水道が復旧するかどうかな段階で
せつなくなる、と。

そんな中、今日のニュースで
我が家も大好きな珠洲の揚げ浜式の塩、なんと、再開しますというのが流れて
すごく嬉しかったなぁ。

まだ生活もままならないだろうに、
２年半先の分まで購入予約が入って、いつまでも待ちますと言ってもらえて
それで頑張りたいと思ったと。
すごい。能登の人はほんとに強いなぁ。
我が家にある塩がなくなったら、今度どこの塩買おうと正直困ってました。
毎日家族は珠洲の塩を少し付けたおにぎり持参で仕事に行くのがルーティンになってるから。
そのへんの塩には出せない旨みが、この塩には入ってるから
おにぎりがおいしくなるのです。
今日も仕事で能登に行ってる家族にも知らせよう。きっと喜ぶね。

そんな中、朝から残念すぎるニュース。
昨夜はソウルでおこなわれてる野球をテレビで最初から最後まで観戦していました。
日本の選手たちだけでなく通訳もこんなに活躍して
家族のことまでここまでとりあげられて海外でも人気が出るなんて
昔の日本人大リーガーたちのときには考えられなかったよねなんて
話していました。
その翌日だよ？
信頼してたろう選手本人のメンタルが心配だと皆さん言ってるけど
私は選手家族たちと仲良く並んで観戦してた、今回マスコミにも初めて顔だして人気が出かかってた通訳の奥さんのことが
ほんとに心配だよ…

お金っていうのはないときよりありすぎるときのほうが
まっとうに生きられなくなるのかもという
対照的なニュース２つが流れた日。

マリエに富澤商店がオープンの日。

お菓子材料買いにマリエの中だとどんな風に配置してるのか見てみよう、と出向いてみたら
あまりの行列にひるみました。

ざっと、陳列商品がどんな感じか眺めてみて
...ま、今日じゃなくてもいいか…とあきらめ
マルシェのほうへ。

ささらやのせんべいの売り場に
『今日はおはじきの日』
とありました。
おはじきとは？

割れたり欠けたりしたせんべいを
はじいた
という意味の、おはじき、なのかもしれません。
割れたのがずっしり詰められて、お得価格で販売されてたので
１袋買ってみました。

結果として
今日はこちらでお得気分で帰ってこられました。

前を通るたび、行列にひるんで早２年。
今日は急に寒くなって、まさに『もつ煮込みうどん日和』と
開店数十分前に糸庄本店にやってきました。

平日の月曜日だし、と甘く見てたけど
着いた時にはもう行列が。
でもなんとか１巡目に席に着けました。

この２年で1000円台に値上がりしてたんですね。
でも目の前に来て驚いたのは
以前は申し訳ていどの小さいエビ天が底の方にあるな、という感じだったのが
今回はけっこう大きめなエビ天が上にのり、赤巻きかまぼこが２枚になってた！！

もつはあいかわらずやわらかいし
汁もうどんもあいかわらず美味しいし
今日みたいに寒風の中、体を心底冷やしながらやってきた身としては
こんなにあったまるものはありません。
最後の最後まで完全に食べ切って
ぽっかぽかになりました。
ご馳走様でした。

マルートの入り口そばにあった花屋がなくなって
ちょっと残念だった。
ときどき利用してたから。

でもまた別の花屋が、今日同じスペースにオープン。
記念にガジュマルを買ってきました。

来店者に１本ずつガーベラをプレゼントしてくれたので

うちで花瓶にぽんと。

花屋っていつも使うわけじゃないけど
ないと困る存在。
たまにふら〜っと見たくなる場所です。

晴れててもうっすら雲がかかってる空というのが
ここんとこ続いています。

瞬間青空が見えた時に写真を撮って

気がつけばまた白ーい空に戻っていたりします。

松川べりの桜はまだまだ、という感じ。
この周辺、地震から３ヶ月近く経つというのにところどころ遊歩道はガタガタで
富山城周辺は段差もそのままで、コーンが立ってるところに気をつけないと
足元がほんとに危ない。
復興までにはかなり時間がかかりそう。

このあたり神通川を埋め立てた地域という認識がこれまで少し薄かった。
歴史はわかっていたけどここまで大きな地震が今までなかったから油断していました。
でも地震でここまで地盤が動くと、埋立地というのはやっぱり弱いんだなと実感しますね。
だから
東京の豊洲とか、完全に海の埋立地なのに、超高層のタワーマンションバンバン建てて
もし地震起きたらと思うと怖すぎます。
高層階だとエレベーター止まったら終わり。そういうの考えないのかなぁと不思議で仕方ありません。
そのときはそのとき、と思うしかないのかな。
日本はもう、どこに住んだら安全という土地、ないしねぇ。

あさって金沢と敦賀がつながるから
福井県は準備でぴりぴりしてそうだけど
富山駅周辺はなんだかあまり変わらないのんびり日常感。
どこかで、金沢と敦賀のあいだの盛り上がりであって、
富山はどうせ通過しちゃうんでしょ感があるんじゃないかと（苦笑）。

駅まで散歩。
南北通路で能登や東北の物を販売されていました。
3月11日かぁ。
あの日は札幌に住んでて
その瞬間は茶の間にいて
マンションがゆ〜らゆ〜ら大きく揺れて
なんなんだ、これは...と動けなかったことを思い出します。

13年も経ったなんて思えない。
ついこないだ、能登の地震があったからかな。
13年前にまた感覚が遡った感覚があります。

あと5日。

マルートの中のスーパーには
福井の谷口屋の厚揚げ、胡麻豆腐、水ようかん、お蕎麦が前面に並べられて販売されてました。
もうここで福井名物も買えるんだ。

今度の土曜日は
きっとテレビも
福井一色になるんだろうな。

今までは乗り換えが必要だった遠い場所に、乗り換えなしで行けるようになるならと
福井県に東京方面から人がいっきに押し寄せるにちがいない。
にぎやかになるのは楽しいことだけど
ゆったり平和だった場所に人があふれて
慣れてない県民はちょっとあたふたするんじゃないかと
想像はできる…

しばらくは近づけないだろな
というわけで
この、オロナミンCみたいな瓶の黒龍でも飲んで
以前行った静かな福井を思い出していようか...

永平寺とかも人がいっぱい来ちゃうんだろうね。

期間限定でハラダのラスクが来てる
というわけで昨日大和に買いにいきました。

一年前に、群馬在住の知り合いからもらった、チョコがけのプレミアムラスクが
なんて贅沢〜な美味しさだったので、
機会があったら買いたいと思ってたのです。
チョコがけはこの時期限定だから、こちらではなかなか機会がないから
今回富山で買えるのは嬉しい。

迷わずこれを。

５個入りなので
まずはふたりで１個ずつ、お茶のおともに。
やっぱ美味しい〜！

もったいないので
また少し時間をおいて来週あたりに次を食べようと思います（笑）。

貯金も兼ねてだいぶ前に積立しておいた大和友の会。
今はそのカードを常に持ち歩いて、
地下で食料品の買い物に時々使ったりします。
食費がピンチのときに、あってよかった積立金、という感じでここから支払います。

昨日は思い立って金沢に行きました。
富山金沢間の高速バスが、来週で廃止になるらしいから
最後に残りの回数券使っとこ、と思ったからです。
５年ぶりの金沢。

冷たい雨がふったりやんだりで
寒くて、お昼は金沢大和のレストランフロアまであがりました。
富山大和より食の選択肢がある印象（笑）。

カツ丼にしてみました。

これで1400円は良心的だと思います。
すんごいボリューム。

『大和のカードお持ちですか？友の会カードとか』と言われて
友の会カードは持ってます、と言うと
『5％引きにしますね』と言われて75円値引きしてくれました。
ちょっと驚いちゃって。

今までそういう特典を考えずに富山大和では
ただ積立金の財布として買い物で使ってたから友の会カードでそういうの、初めてだったかも。
実際、富山大和でハンバーグランチした時も、友の会カードだからって値引きしますなんて言われなかった。
それで昨日調べてみたら、どうやら富山大和は南国酒家の中華店くらいしか、
友の会のランチ割引恩恵を受けられなさそうなことがわかりました。

たまたまとはいえ、金沢大和ではランチ特典受けられる店が富山店より少しだけ多めなことを知りました。
そして店員さんも丁寧だったな…外国人客もここで多く食事してたし。
さすが観光県だなと感じるシーンが多かったです。

今日は3月3日。

56年前、自分が生まれて女の子の孫ということで
祖母が当時流行りの七段飾りの雛人形を用意してくれて
それ以来、この時期は母が床間に七段飾りを飾ってくれました。

だけど昔の七段飾は、階段部分を木槌でカンカン打ってはめこむ必要があって
なかなかの重労働。
そして七段分の人形たちというのは、とにかくかさばるもので
押入れ下段を陣取ってしまうくらいの量でした。

でも、人形の顔立ちがとにかく母のお気に入りだったようで
私が遠方に暮らしているときも、私は実家に顔出しもできないというのに
『この顔、可愛いからね〜』とか言いながらひとりで飾っていたようです。

途中、兄たちが小さい頃、五人囃子か誰かの刀でチャンバラ遊びしてぐにゃぐにゃに曲げたりして
パーツもボロボロになってきていましたが。

私は結婚した30数年前の時点でもうこの人形は、自分の厄を引き受けてくれ、任務は果たしてくれた存在だと思っていたから
いつまで飾るんだろうと思っていました。

母が80代になり、私が40代後半になる頃、
さすがにもう母も、飾るのしんどいと言い、このタイミングならと
人形供養に出すことにしました。
最後に記念に写真を撮って。

いくら流行りだったとはいえ、やはり床間のような空間がないと
こんなおおがかりな雛壇はおけないわけで、
昭和という時代はずいぶんとゆったりしていて、こういう縁起担ぎの物にたいしても
思いきれるゆとりある時代だったんだなと感じます。

孫可愛さ、娘可愛さとはいえ、
もし私が娘を生んだ母親だったとしても
平成の時代には七段飾りを用意しようとは思わなかったはず。
実際、都会のアパートには床間なんてなかったし。

さらに今、女の子の孫が生まれた祖母になっていたとしても
雛壇買ってあげようとは思わない。だって、令和の住宅もそこまで広くもないから。
もらうほうが困っちゃうよねと想像もつくし。

そう、時代は変わった。

自分には息子しかいないし、東京にいる孫も男の子なので、どちらかというと、
彼女側の東京のご実家のやりたいようにおまかせしています。
富山では息子側の実家があれやこれや言うのかな（苦笑）。
男の子の孫だと、もしかしたら天神様とか買うのかな、こっちだと。
福岡県出身の夫は富山に来た当時、
太宰府天満宮が身近だったけど、菅原の道真を自宅にまで飾る天神様なんてのはなかったぞ、
それ、富山だけだね、と驚いていました。
まぁ全般的に見て、
富山はそういうことにお金をかけるんだな、床間があるような大きな戸建が多くて裕福だからかな。
自分は18才以降、富山以外で暮らす期間の方が長かったから、
富山出身とも言えないくらい富山の風習をよく知らないし、
話す言葉も、住んだあちこちの方言が混じり、もう純粋な富山弁は話せません。
なので今は自分を『エセ富山人』と認識して過ごしています（笑）。

８年前に雛壇を供養してくれるお寺に運び込んで供養してもらったので、
それ以来、実家の押入れ下段はがらんとあいています。
ほっとしました。
娘である私は、
自分の成長を願う心がこもった人形に対して、親や祖母の長年の思いに感謝はすれど
とっくに結婚もしたんだから、厄背負わせたままいつまで人形に働かせるんだ、という感覚があり（苦笑）
早く解放してあげたかった。
それに、古い物、厄がありそうなものは、いつまでも家の中にあると風通しが悪くて風水的にも良くないといいます。

今、自分の家には
北海道にいた頃、
木の端切れでボンドで貼り付けて自作した、手のひらサイズのこれをちょこんと飾っています。

夫婦ができるだけ元気に過ごせれば、という、願いの内容も変わりました。

先月、コメダコーヒー店内でコーヒーチケットを初めて買いました。
これを使うと、コーヒー1杯あたりが普通より少し安くなると知りました。
昨日、その残り７枚のコーヒーチケット持ってモーニングを食べに行きました。

今回はローブパンとゆで卵とバターで。
レギュラーサイズならチケット１枚だけであとからの持ち出し無し。
だけどゆっくりしたいから
1.5倍量のたっぷりサイズにしたくなり
結局100円追加。

まちなかからひたすら歩いていくので、たどり着く頃には汗だく。
アイスコーヒーにしました。
濃いめのコーヒーが美味しい。
のんびり過ごして、持っていった図書館の本を丸ごと一冊読み切りました。

ほんのちょっとのお得だけど
チケットで支払う感覚がしばらくなかったからこういうのなんか新鮮です。
昔の喫茶店にはよくあったシステムなんだろうけど、今こういうの、コメダくらいしか見ないな。
行くのがたまのこととはいえ、
どうせ多めサイズにするにしても、行くときは最初からのんびりするつもりで行くんだから
自分たちにはこのチケット、けっこう必需品かも、と思ったりしました。