環水テラスで上品なチヂミ

先日、友人が予約してくれた環水テラスの韓国料理店に行きました。
純粋な韓国料理というよりも
フレンチも合わせたような、盛り付けも上品な提供のされかたをする店でした。

チヂミも九条ネギを使ったもので、
それもよくある、１枚丸ごとで出てくるのではなく、銘々皿に３切れずつ盛られて。

だけど、正直、こっちのほうが食べやすいと思いました。
大勢で食べるなら大皿盛りでもいいけど、2人の時はこれが楽。
野菜中心な構成ながら、ゆっくりコースを食べたらけっこうお腹いっぱいになりました。
店内もきれいなので、快適にランチタイムを過ごせました。

実は去年まで仕事で東京の赤坂で時間を使うことが多かったのですが、赤坂はディープな韓国料理街でもあります。
まさに韓国人が経営する店が多く、店内は韓国そのもので
それが異国感を感じられる面白い部分でもありましたが、
店内の衛生面はけっこう雑な光景もあたりまえでした。
テーブルにはキムチの壺が自由に食べられるように置きっぱなしになっていて、
蓋を開けると、中身の補充もされてない時はざらで。
まぁこれが韓国流、と思えばね、と納得する努力もしながらも
どうしても日本の、衛生に気をつけ、サービスに徹する店内に慣れた身としてはやや気になることも多かったです。
だけど、韓国店の焼肉はほんとに美味しいのです。

今回のランチコースには焼肉はなく、前菜の中に豚肉の冷製のポッサムがのっていたのが唯一の肉だったのかな。
最後にでてきたキムチチゲの中には白子とぶりとイイダコが入ってたので、
それはまた美味しかったのですが、富山ならではの新鮮な魚介を盛り込んで特徴をだしている印象でした。
夜のコースならもしかしたら焼肉っぽいものもあるのかもしれません。
フレンチのような和のような、上品な韓国料理ということでこの店へは理解して向かうと
現地でなるほどと思えるでしょう。

今現在の年齢の、女性の自分たちには野菜多めで量もちょうど良かったと思います。
ごちそうさまでした。