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一番の同志

本日も快晴。
 

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平成2年に自分で買ったステンレス多層構造鍋のセットを
今も現役で毎日使っています。
当時の価格でフルセット28万円。
ローンを組んでまでも買いました。
当時は勇気のいった買い物でしたが
しっかりした鍋なのはわかってたから迷いはなかった。
けど
こんなに長年重宝するとは。
勝間和代さんもなにかで言ってましたが
『毎日使うものは高くても買い』はホント。
平成を、結婚してからの毎日を
ともに暮らしてきた
そして私の片腕として、どこに引っ越しても朝昼晩と協力してくれた、
一番の同志じゃないかと
この頃思うのです。(ご飯もこれで炊いてるし)

その鍋の取っ手
がたがたゆるみはじめていたのを無理やりネジしめてはその場しのいできたけど
もう限界。
一番小さい片手鍋の取っ手は数年前に取り寄せて付け替えました。
で、今回は二番目サイズの片手鍋の取っ手。
注文してみたら
この数年でデザイン変更されてました。 

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一番右が初代。
真ん中が数年前の。
一番左が今回取り寄せたもの。

デザインや握り具合が変わっても
取り付けはネジ1本で簡単。
あっというまに取り付け完了。 

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平成時代、ほぼ30年間酷使されてきた感がありありな初代の取っ手。
付け根部分、ガス火にあぶられた部分などはもうボロボロに欠けてます。
 

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客は何十年経ってもこうして部品を取り寄せられる
そして部品の扱いをしている支社がちゃんと残ってる
これこそが
商品を開発して販売する会社の手本じゃないでしょうかね。
日本のメーカーは作りっぱなし、売りっぱなしで
何年か経つともう部品は型ちがいで、取り扱ってない、なんてのが当たり前になってるけど
アメリカ製のこういうものはいつまでたっても
昔購入した客に向けて、サイズも合うようにサイズ変更なしで部品を作り続けといてくれてるし
取り寄せも可能にしておいてくれてる。
ほんとにありがたいです。
これでまた
さらに30年はいける。
てことは
自分がいなくなっても鍋はずっと生き続けるってこと…
私の遺品はこの鍋かもしれん。息子たちはひきとってくれるだろうか(苦笑)。
30年毎日働いてきても
けっこう強火で焦げ付かせたりしたこともあったというのに
こんなにピカピカでいつづけられてるのも驚き。
我が家の”美魔女”と言ってもいいでしょう。


 

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by yukari  at 14:43
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