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快適だったとんかつ店

場所柄、これまでなんの店が入ってもイマイチ続かなかった花園エリアに
2月だったかにできた、フランチャイズ店のとんかつ屋が入りました。
この店は東京でもけっこうあちこちで見かけていたのですが
当時自分は案外ほかの店に流れて行きがちだったせいで
今まで入ったことなく。
いい機会なので、先日友人と入ってみました。

規模の小さめなファミリーレストラン的な席の配置が落ち着きます。
行った時は10人ほど外に並んでいましたが
回転は早くて、けっこうすぐ店内に入れました。
2人なのでカウンター席でもOKです。
ロの字みたいな中央のカウンター席に着いて
メニューを見ると、平日はお得なランチメニューがいろいろ。
曜日ごとの日替わりもあったし。

ロースカツがどうしても食べたくて
今回はロースとヒレカツ盛り合わせのにしました。
釜ごと炊き立てのご飯がふたりの間に置かれました。
嬉しいですねぇ。
ふたりで軽くよそっても2回半ずつくらいよそえました。
味噌汁もおかわりフリー。
いいんですか〜?で味噌汁を1度おかわりさせてもらいました。

東京からのチェーン店ということもあって、接客も
テーブルセットのソースや、メニューも、営業内容も
てきぱきとちゃんとしてる印象でした。
自分は長く県外の飲食業を渡り歩いてきたのでどうしても
働く側目線と客側目線
そして県内住人側と県外旅行者側の両方目線で
店をチェックするクセがついています。
ここはどちら側からでも気持ちいい店だなと感じました。

というのも
富山の店は、富山にずっといる人は気づかないのかもしれないけど
たいがい店員の愛想が悪いです。客側がなんか気を使っちゃう雰囲気になっちゃって。
観光客がちょっと残念に感じるところがそこなのです。
でも自分は18まで富山で育ち、その後ちょっと前まで数十年も海外県外にいたので
両方の思いが少し理解できるのです。
富山の人はよそ者に慣れてなくてつい警戒してしまうせいで
客が店内一歩入った時に店員は笑顔も声かけもだんぜんに少ないです。
サービス業はいったん都会にでて厳しく教えられないとサービス精神も身につかないものだから
ずっと県内にいてずっと県内だけで営業してる人にそれを求めるのは難しいかもしれませんが
他県から来た人が一度残念な印象をもつと2度と来なくなるのも事実。
焼肉大将軍が富山だけでなく外に出て、東京や海外でショウグンバーガーも成功してるのは
富山以外の人たちも交えて徹底したサービス業と飲食業が外でどんなか気づいたからなのかもと
テナント料がきっと高額なはずな麻布台ヒルズにまで入ったショウグンバーガーの店舗を見ながら
しみじみ思ったものでした。

どんどん空きテナントだらけになってきた富山のまちなかの様子を見るにつけ
なんかもう切ないわ
と思うのです。
だからこういう、他県からのサービス業の参入でも、ちゃんとした店が増えることがほんとに嬉しいです。

応援よろしくお願いします。

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by yukari  at 10:23
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