レンタカーで五箇山へ。
一番見たかった岩瀬家。300年建築です。
江戸時代に釘無しクレーン無しでこの5階建てをどうやって造ったのか。
総ケヤキ造りの柱はためいきものです。
1階2階のある部分には今も普通に住人が暮らしていて(中学生くらいのお兄ちゃんが窓口で接客してくれました)
3階以上はかつて養蚕場だったそうです。
4階まで登れますが
急なはしご階段なので
足腰がしっかりしてないと危なくて無理。
年をとりすぎるともう登れない気がしたので
今来ておいてよかった。
菅沼合掌造り集落は
心が癒されました。
このあと集落をもう2つほど寄って見ましたが
菅沼の集落がなんとなく一番ゆったり見られた気がします。
福光にあるささらやに行って
しろえびせんべいの焼き体験もしてみました。
あっというまに焼けるので
こまめに返さないといけないですね。
今回一番の目的は城端の宵祭でした。
夕方めざして城端に入りました。
曳山の上にのってる大きな神様を前日は当番の方がお守りするのです。
このように。
当番に任命されたら
自宅の畳を総入れ替えして(!)神様をこのように一晩お守りしなければなりません。
夜はここに新調した布団を敷き(!)
白装束をきて
お守りするんだそうです。
責任重大なので昨夜はおそらく
眠れなかったでしょう。
かなりの晴れ舞台&一大事らしいのです。
関係者もあらたまった着物姿です。
町内ごとに曳山にのってる神様はちがうので
ここは恵比寿様。
空席になってるところにはお神酒が備えてあります。
この町内は公民館で展示。
横の屏風や襖や
ほうの葉なども
借りたり買ったり準備したり
1年がかりで
今日のために
プレッシャーはいかほどかと思いますが
ほんと美しい。
ここはご自宅。
この枚数の畳を新調してこのようにみなさんにお見せできる造りの自宅というのも
すごいと思う。
このあと
外のステージでは獅子舞や舞や歌など見られましたが
後半途中から強風と雨で残念ながら中止。
でもじょうはな座の建物の中では神主さんとともに
正式な奉納儀式と
町内ごとに太鼓や三味線を弾きながら庵唄をうたわれていて
なんとも優雅で
こんなに品の良い祭りは初めて見たので
感動しました。
山車、はげしくぶつかりあう祭りが多いけど
しっとり静かに大事に神様をまつる城端の祭り
いいわぁ〜。
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