大門にて
高岡と越中大門の中間あたりに住んでる友人と待ち合わせ。会うのは1年ぶり。
私は初めて、この大門駅に降り立ちました。
高岡に行く時など
いつも車窓からこの大門駅停車時の風景だけは見てましたが
なんか赤茶けたサビ感を感じる場所だなぁ…少なくともわくわく感は無し、と思っていました。
で、駅舎がなんともいえず地味。
ひと気もあまり感じません。
ロータリーも小さく
車がすぐ目の前につけられる、というのは便利で
改札通って外に出たらもう目の前に友人が車の中から手を振ってました。
いつも車移動の彼女も『大門駅なんて何年ぶりに来たかわかんないよ』と苦笑。
車に乗せてもらって目指したのは
大門高校裏手のイタリアンでした。
はじめは小杉駅前のイタリアンにするか迷ったけど
口コミではなかなかの評判だったのでけっこう期待してこっちにしてみようと私が言ったのです。
で、
私の満足が10とすれば、ここは、ま、5くらいな感じ。
いや、印象は人それぞれなので
たぶん私の評価が厳しめなんだろうとは思いますが
ビジター客がそういう印象をもったということはたぶん店のほうがいろいろと問題ありなわけで
向こうが気づいてないとすれば気の毒なことです。
これで20年以上も続いてる店なんてちょっとびっくり。
裏手に広めの駐車場があるというのでそっち側にまわって停めましたが
店の裏側が倉庫みたいで、タイヤとかがなんとも雑然ととっちらかっていて景観的に美しくない。残念。
開店時間5分前にはふたりでドア前に立って待ってたんだけど
オープンのときには中から開店の案内とともにだれかドア開けて声かけてくれるものと待ってたんだけど
あれ?もう開店時間だよね?店内電気はついてるけどまだかな?とおそるおそるドアを押してみたら、あら、開いた。
ガラスだし
中から、外で立って待ってるこっちの様子が見えるだろうに、声もかけてくれないのね…残念。
パンは手作りということで素朴な感じ。
前菜の皿に数品のってたものの中で、タコのマリネみたいのはおいしかった。他のはなにがのってたかあまり覚えてないなぁ。
パスタは悪くはないけど、単調でなんかもうちょっとなにか欲しい味。
そのへんが、独学でイタリアンをされてる結果でしょうね、きっと。
クーポンを印刷していったのでミニデザートはもらえました。
お客さんはあまりいなくて(というかうちら&あとから予約客が2組ほど)
セットの飲み物、ふたりとも紅茶でお願いしたのに
ひとつコーヒーを持ってきちゃって、テーブルに置く前に「あ、両方紅茶でしたね」と
ひとつだけ置いて、あとからひとつ運んでこられました。えー、こんなにヒマなのになんでまちがう??と思ったけど
今日は1年ぶりの友人としゃべってランチできればまぁOKだったのでいいです。
あ、紅茶は色はついてましたが味は薄くて香りは感じられず。
あまり茶葉とかそのへんはこだわりなく、普通のティーバック紅茶で済ませてるのかなという印象。
ただ
終始すいてたしのんびり3時間ほど話しながらそこで過ごしました。
その間、店内は全然活気が感じられなかった。なんか予想とちがったなぁ。
レジの清算時もお兄さん風な人が淡々と。
サービスとか気配り、接客面、富山全体に言えることですが
やっぱし愛想がいまひとつ。
友人とのおしゃべりは楽しかった。今日はそれが一番。
ただ、食べたものの印象はとても薄い。こういう感覚もちょっと久しぶりでした。
その周辺の、田んぼにかこまれた無音に近い静かな大門の環境同様
なんとも静かすぎるイタリアン。
夜の評価は悪くなさそうな印象の口コミが多かったけど
昼はちょっとテキトーにやっちゃってるのかな。
ランチセットのメインのパスタ、420円も追加料金とるシステムも納得いかないのよ。
(追加したぶんおいしけりゃ文句も言わないけど。その時点ですでに1080円のランチセットじゃなくなってるじゃん)
昼の印象でだいたいわかっちゃった。
素人客はもしかしたらそういう感じでもこれまでごまかせたのかもしれないけど
料理関係者には、う〜ん…。
口コミ、あまりあてになんないのねぇ。
夕方帰宅したらテレビでカモンパーク新湊の映像。
白海老のことを説明するこのお姉さん、
あぁ飲食店なのにうっとうしい前髪気になる〜なんとかして〜(苦笑)。
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