ボロボロにうちのめされて精神的にどうにかなりそうだった札幌最後の年に
唯一自分にとっての救いが、近所の料理屋でのバイトだったなぁと
ここんとこすごく思い出すのは
やっぱりそろそろ10月で、お節の話題が出る時期だから。
わ、高い、と思いながらも料理屋のお節をこの時期自分ち用に注文して
年末はとにかくお節づくりの手伝いが楽しかった。
大変だけど結局は楽しい、それがたぶん働く者にとっての励みなんじゃないかと
最近思うのは
夫がいつも帰宅が遅かったり週末も仕事に行ったり
労働時間を単純に数えたら、どんだけ働くのさ?普通ならあほらしいやろ、と思う状況にも関わらず
続けているのは
結局のところ、嫌いな仕事ではないからなんじゃないかと。好きじゃないとここまでやれないんじゃないかと。
専門分野外の仕事にはこれまで一度も手をだしてない夫。
家族のため、生活のため、もあるだろうが
仕事の中身に興味が多少あるから頑張れてるんじゃないのかなと。
それって自分のためでもあるんだろうなって。
私は家族のため、生活のためだけに費やしてきた北海道での労働がかなり過酷だったから
最後の料理屋のバイトがせめてもの救いだった。
でもそれもせっかく面白くなってたところで引っ越しでぷっつり辞めるしかなくなって
やり残し感と引っ越し&子育て疲れをずーっとひきずって半年ぼーっと過ごしてきたけど
こないだ、ふと
私ももう自分のために仕事していいかな、いいよね、と思って
今後の自分のために
久しぶりに履歴書を書いた。
今朝、実は電話をかけて面接をお願いする先の候補が2つあって
どっちにするかちょっと迷ったけど
結局は、だいたいの仕事の流れに予測がつくほう、そしてこれまでの経験を評価してくれそうなほうに
電話をかけた。
午後、面接してもらって即採用。今度こそ
やり残し感なく自分のために働きたい。