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ありがたい愛といらん愛

日曜日、朝。

富山の実家から掘りたてのお芋到着。わ〜い!これでいっぱい焼き芋とか大学芋とか作ろうねっ!
いも天も!
みんなさつまいも大好き。

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お、こっちはなんだろう?


...うちの母がもう着ないと判断した服とか羽織とか着物とか着物のはぎれがぞくぞくと...。
...まいった。

お芋ありがとう!の連絡電話のついでに、この際やっぱり言うといたほうがいいやろう...。

案の定、母はりきって『それね、もしあんた使えるもんあったら使えばいいか思て』と。
勇気をもって娘(あたし)はきっぱりと言った。「いらんわ〜」
『なんでね?ほらパッチワークででも使えばいいにか。服も赤いからあんた着ればいいにか。』
「あのね...赤いからとかそういうことじゃなくてさ〜(デザインがすでに問題)、
自分着んからゆうて送らんといて...こっちでもこないだやっと処分したとこながに...」
『使えんけ?』
「使えんし、いらん。実際もう昔の着物はリメイクで使える絣とかのアンティーク以外、ひきとってくれんとこのほう多いがいよ。
それにパッチワークもこういう針指しにくい生地やと無理やし、だいたいあたしにこれどうにかする技術なんかあるわけないやろ。」
『着ればいいにか』
「着物はホントもう着ることほとんどないもん。そんなことゆうがなら自分で着ればいいにか。」
『あらぁ、だってお茶も習っとらんし、もう着ることないもん』
「自分も着んくせに、こっちなおさらお茶も習っとらんし、いつ着れゆうがけよ?もうそろそろ半年近く、雪の季節に入るがいよ。ぞうりなんか履いて歩けんやろ?」
『タクシー乗ればいいにか』
「...あのねぇ...。とにかくほんま、いらんから」
『そうけ〜...あらぁ〜。なら、ごめんねぇ〜』

昭和の母&ずっと富山の一戸建て住まい、置き場所たっぷりな主婦感覚でよかれと思ってやったことでも
平成の母&てんてんと引っ越ししながら借家でどうにか生活中の兼業主婦、である娘にこんだけ文句言われたら
自分がもう着ない服やタンスに入れっぱなしで数十年出番なくて、
でも捨てるのは惜しいし、ほんなら娘に送って使ってもらお、という昔の時代なら通用したかもな発想も
これでどうにか断ち切れたろう...。ただでさえあたしは最低限必要なもん以外は、なんもいらん娘なんやゆうことを
ほんまにわかっといてもらわんと。
でもお芋はありがとう。おいしく食べてきれいになくなるもんはほんまにありがたいです。

こっちは母であるあたしから息子への愛。

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食べてなくなるから確実に喜んでくれるもんのひとつ。

by yukari  at 10:45
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