平日
月曜日。今週も平和にのりきりたい。
年表暗記の課題にとりくむ次男中学生を見て
自分も便乗してちょっと歴史を復習した昨日。
年号も人の名前も出来事も、頭になんにも残っとらんだ。
あたしにとって学生時代の、歴史の勉強はいったいなんやったんやろう。
日本のこれまでを知る、という意識は全然なくて
年号のごろあわせ「なくようぐいす平安京」とかでテストの空欄を埋められればという、ただそれだけやった。
だから今、なんにも残っとらん。言葉は知っとっても、言葉の意味がわからん。
『墾田永年私財法』は、お、なつかしー言葉、とか言いながらなんなのか説明はできんかったし
『大宝律令』という言葉については”初めて聞いたな”ゆう感じで
息子の教科書から教えてもろて、へぇ〜ゆうとった。
ひとつの大きなドラマとして、登場人物のイメージや時代背景をとらえられてたら
もう少しひとつひとつに面白さを感じられたかもしれんし、自分の国の歴史をしっかり把握できとる大人に
なれとったかもしれん。
これはやっぱり、先生が社会をどんな教え方してくれるかで決まる気する。
長男は小学6年の時の担任が社会が得意な先生やったおかげで
社会の面白さに目覚めた言うとった。きっと子供の興味をそそるような教え方、してくれたんやろなぁ。感謝。
次男はこれから、ゆう感じやけど、まだ年表も鎌倉時代あたりやし、ここで少し興味もてれば
まだこの先江戸時代とかもっとややこしくなってきてもどうにかなるかな。
テストは大事やけど、あたしみたいに、ひとまずテスト埋められればそれで、なやり方じゃなく、
どうせやるなら大人になっても日本の歴史の全体の流れがつかめとるような人になっといてほしいな。
昨日おとといはセンター試験やった。
夫は共通一次の時代やし、あたしは受けたことないし、息子は来年ということもあって
どんな問題出るん?思て、新聞に出とった問題ちらっと見たら、
むっずっかっし〜!!あたし、一問めから脱落。
国公立受けるって、ほんまえらい大変なことなんやな。
テスト対策も必要やけど、日頃からの文章の読解力とか想像力、根気、いろんな感性鍛えとかんと
このハードルはなかなか乗り越えられんやろなぁ思た。