感動の昭和50年レシピ
昨日の晩ご飯はエビカレーにした。
先日ゲットした昭和50年本にのってたレシピで忠実に再現してみた。
使う調味料はカレー粉大さじ半分、バター少し、塩ちょっと、だけ。
なのに、
本格的カレーの味になった。驚いた。
さらっとしてるのにあとひくおいしさ。材料のにんにく、しょうが、
そして丸ごと1個分煮込んだリンゴがポイントらしい。
ルーを使ったカレーは簡単でおいしいけど、味はっきり、塩気が強めで
ご飯おかわりしてどんどん食べてしまう。ついでにカロリーも高いから要注意。
だけどこれは粉使わなくてもリンゴでゆるーくとろみがつく。すんごいなぁ。
実は最近の料理本のレシピ、あまりぴんときてなかった。
作りたいなと思えるレシピがなかったというか。
珍しく、初めてのレシピ見て作ってみても、
みんなが『これ、おいしいです!』とか書き込んでるのを見て期待してたのに
できあがったのを食べてみて ”...そーかなぁ...”と思ってしまうのも時々あった。
本屋に行って料理本の棚で話題の本をぱらぱら見ても
買ってってまでうちで作ってみたいかというとそうでもないなでそのまま置いてしまう。
極端なことを言えば、ぱらっと開いただけで、その写真と文字の配列、
神経質すぎるくらい細かい分量が書かれた雰囲気だけで、
あ、こういう感じ、あまり好きじゃない...と置いてしまうものも。
そして落ち込む。また今日も、買いたい本がなかった...と。
でもこの昭和50年本は、多少おおまかな感じ...たとえば圧力鍋料理の特集ページに出てた『ふろふき大根』は
『大根は4センチ厚さの輪切りにし、片面に十文字の切り目を入れ、ひたひたの水、だしこんぶ、米粒少々とともに鍋に入れ、蒸気がふいたら後4分煮る。練り味噌は別に作って添える。』これだけだ。昆布が何センチとかそんなことまで書いてない。
こういうのがいいのよね〜。