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さらし

『さらし』というと
庖丁1本〜さらしに巻いて〜
を連想するんだけど
世間的にはまず”腹に巻くやつ””おむつに使うやつ”と思うらしい。。。
ともかく
ふと思い立って、 『さらし』を1巻購入した。
いや、ほんまは『てぬぐい』を先に思い立った。だけど
『さらし』のほうが安くてもっとシンプルだから
まずはこっちから、と思って。
 
コンパクトでシンプルな暮らし、を目指して
この夏からあれやこれや処分したり持ち物を見直したりしてきたけど
こないだから、はたと気づいてしまったことがある。
いつのまにか
我が家はなにかと
アメリカナイズされすぎてたんじゃないか。。。?
アメリカで広い空間に住んでたときはアメリカナイズでちょうど良かったにしても
日本に戻ってきてからもアメリカナイズな暮らしを持ち込んできたのは相当に無理があったんじゃないか?
そういえば自分は日本人で
それもけっこう日本文化が好きな方で
それなら本来の和の暮らしに近づけた方が、日本の建物にも気候にも暮らしにも合ってるんじゃないか。。。?
そう気づいてしまった。
そこで、使っては捨て、使っては捨て、のキッチンペーパー(水きり、だしとりなど)
それから皿をふくふきん、
それから顔をふく用のタオル、
さらに風呂あがりに体もふけるかもということでバスタオル、
そこんとこから
じわじわと、『さらし』をとりいれていけないか、実験してみたくなった。
『さらし』は手でひきちぎって、端の処理をしないままのほうが水も抜けやすく、からっと乾きやすいらしいので
好みのサイズにちぎれば即完成。
小、中、大サイズにちぎった。
スタンプ押したり、タマネギの皮で染めたりしても楽しそうだけど
まずは白いままでしばらく使ってみよう。


これまで自分にとって
あって便利かというとそうでもなかった物、というのがいくつかあった。
掃除機。
アメリカの、だだっぴろく毛の長いカーペット敷きのマンションには最強の掃除機は必需品だった。
だけど日本で暮らす空間なんて狭いし、どこも畳か板の間。コード出して、ガラガラひきずりまわして掃除機かけるほどのものでもないというか
音もうるさいし、最近はクイックルワイパーでどうにかなってしまう。
ラグについてはコロコロかけたほうがすぐきれい。
クイックルワイパーでとりきれない、粒の大きめのゴミは雑巾でつまみとっちゃってる。

掃除機、処分しよか。

そして
昔、実家にもみかけたほうきを、そういえばいつのまにかみかけなくなってたなぁと気づいた。掃除機があらわれてから消えたのか。
考えてみればほうきって、夜中だろうが、気がついたときに静かにささっとほこりがとれる。電気代もかからない。

日本のせまい家は、ほうきのほうが掃除もやりやすいんじゃ。。。

今後、ほうき掃除にきりかえようか。
おばあちゃんの知恵本とかに、お茶っ葉まいてほうきではいたら掃除しやすいとかよく書いてある。それも
試したくなった。
ほうきとちりとり、
そして和の暮らし
調べれば調べるほど奥が深い。


 

by yukari  at 16:03
コメント
  1. さらしといえば、
    妊娠中、出産直後にお腹に巻いて、
    その後はおむつに使い、
    最後は、掃除に使った気がします。

    当時でも腹帯、おむつと、使ってると
    珍しがられてましたが、
    エコな品ですよね。

    我が家も採用してみようかな。

    by うりぼう  2014年11月17日 12:44
  2. 昨夜、お風呂あがりに
    てぬぐいサイズのを使ってみました。
    タオルに慣れすぎたので、ぺらんぺらんな感じが肌寒く感じましたが、水分はあっというまに吸収!
    てぬぐいサイズ2枚で体と髪の水分をふききることができました。
    洗濯物が乾きづらい季節でも
    このぺらんぺらんなさらしなら
    部屋の中でもちょっと干すだけであっというまに
    ばりっと乾きそう。
    ”室内干しのいやなにおい”なんて無縁かもね。
    次は
    バスタオルサイズに長く大きめに切ったの1枚だけで
    体も髪もOKか試してみようと思います。

    by ゆかり  2014年11月17日 13:47
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