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今回わかったこと

十数年ぶりに夫の実家まで足をのばした。
北海道からだったから遠い、富山からならもう少し近いか、
と 思ったけど
九州はやっぱり遠かった。
陸移動で約12時間。

それでも
久しぶりにゆっくり話せて
父母ともに喜んでくれてたようで
頑張って行ってよかった。サンダーバードが運休して
急きょ北陸新幹線東京経由、それもグリーン席しかあいてなくてグリーン券を買うはめに。
さらに予定してた新大阪からの新幹線が乗れなくなったことで
あらたに東海道新幹線チケットを東京からまた買わなきゃになって
東京まわりのおおまわりで九州に向かうというバタバタになってしまったけれど。

いろいろ気がかりもあっての今回の帰省。
今、社会問題にもなってる『実家の片付け』の手伝いも少しでもできたらと。
夫は、父がなかなか処分にふみきれなかった過去のパソコン数台を一緒に運んであげたり
かつての子ども部屋だったところの押し入れに入れたままになってる、妹が置いていった(?)物などを
写真撮影して
遠方の妹に写真を送って要るか要らないかをメールで聞くことにしたり、
手をつけやすい部分だけだったけど、少しはかどってよかったんじゃないかと思う。
だけど
家の中にはまだまだ物はあふれてる。
物のない時代に育った人たちだから
なかなか捨てられないのはわからなくはないけれど
母の管轄エリア(台所や押し入れや収納庫など)はたぶん、もっとすごいことになってるんだと思うが
さすがに息子としてそこは口出ししずらいとあって
なにも触れなかった。ふたり暮らしなのになんでこんなに床に物があふれてるのか理解できないが
この世代の家はどこもこんな感じなのかも。

とはいえ
妹の置いていった物を”とりあえず”で親が入れといたと思われる押し入れ上段の引き戸を開けたとき
これ、いつの??な手つかずの、あきらかに昭和50〜60年あたりの箱ティッシュがいくつか出て来たときは
「母さん...あれはもう使っていいんじゃないのか??...」と言い
母は「うちはあんまり箱のティッシュ使わないからねぇ」と返事がかえってきて
出番もないからひとまず入れといたという図が見えた。
使わないから処分、とか、使わないから誰かにあげる、とかではなく
使わないけど手つかずだからもったいないからひとまずしまっとく、になるんだ。
他にも
まっさらの”カセットテープ再生機”がでてきて
父が「おお、こんなのあった?じゃあ父さんの壊れてたし、使いたいから使うよ」と。
使いたい人のすぐそばにあったにもかかわらず、あることにも気がついてなかった。押し入れに入ってたから。

日本家屋の”押し入れ”ってクセものだな。
なんでも入るからなんでもつい入れてしまう。
そして引き戸を閉めてしまえば部屋空間は一見きれいになる。
だけど
引き戸の奥になにをしまったんだか、自分でもわからなくなるんだ。

自分たちにとって
なにをどのくらい備えておけば足りるのかを把握できないのが
この年代の特徴なのかも。
そして
必要充分以上の、莫大すぎる量のものが自分の手元にあるとしても
それは「足りてるからいいや」では簡単には手放せない。
『もったいない』から。
そしてすべてにおいて『もったいない』が重なって
あふれる物の管理に追い立てられ
そのうち管理もしづらくなって
だんだんもう面倒になって
そのへんに置くように。
そして物であふれかえった光景があたりまえになってしまう。
のびのび足がのばせるはずの空間を物でふさいでせまくしてしまって
6畳ほどの空間が3畳ほどになっちゃってても
疑問をもたなくなる。

何度も引っ越して今、究極に最小限空間に最小限の物だけでおさまったうちらとは
対極にある両親。
最小限の物があればそれで充分、のうちらの価値観と主張は
やはり親たちには到底理解できないもののようだ。
まだまだ解決しなきゃいけない物事も山積み。
親がまだ元気なうちに少しずつでも解決していかないと。

 

by yukari  at 11:53
コメント
  1. お疲れ様でした

    黒崎は、あれでも少しは活気が出てきたんですよ(^^;
    以前の駅前は、廃墟のようになってました。

    私の実家の母は、父の実家の片付けでとても苦労したので、私たちが困らないようにガンガン片づけて終活してますね。

    ただ、いらないものを我が家へ押し付けてくるので (←これが昭和感覚)(><)困ります・・・

    by Anonymous  2015年7月21日 14:46
  2. そうか〜
    あれでもだいぶよくなってたほうだったんですね(^^;)

    片付けについては苦労経験をした人じゃないと
    切実に考えられないのかもしれません。
    私の場合は住むスペースにあわせたらこうなっていったというのがほんとのところなので
    住むスペースや収納が広ければここまで物を減らさなかったかもしれません。
    だけど
    減らしてみたら案外快適だった、厄払いできたみたいに気分爽快、というのも
    結果論なので
    実際にこれも経験した人じゃないとわからないことなんですよね。
    私の母が以前、自分がもう着ない服などを「よかれと思って」送ってきたことがありました。
    だけど「娘にも好みってもんがあるんだよ、物を増やしたくないんだよ、それに自分が着ない物を捨てたくないからって押しつけないで。それは物を捨てる罪悪感から逃げてるだけ」とそのときはけっこう強い口調で「もう送らないで」と言いました。
    そこまで言ってようやく母も少し理解してくれたようなので、たぶん強く言わないとわからないものなのかもしれませんね。

    by ゆかり  2015年7月21日 16:54
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