自分の日記に深まる謎
京都で書き始めた日記は大学ノートで
ほんの1〜2行の記録が毎日。
読み返して懐かしく思う部分以上に
記憶から抜け落ちとった部分のほうが多かった。
読めば読むほど
18〜20歳の自分の行動に謎深まるばかり。。。
クラスで一番に仲良うなった子が大阪の自宅生ちひろ。
ちひろがあたしの下宿に遊びに来てお手製のお好み焼き作ってくれたこと、
ちくわきざんでいれとってさすが大阪人やと驚いたこと、
一度千房に行ってモダン焼き食べたなぁおいしかったなぁゆう記憶だけ残っとったけど
それがいつのことやったか覚えとらんだ。
ところが
5月1日。”ちひろに梅田に連れてってもらった。夕方からちひろの彼とも一緒に炉端焼きの店へ”
どーやら
入学してはじめのゴールデンウィークにちひろに梅田まで連れてってもろとるようや。覚えとらん。
さらにちひろの彼とも一緒に3人で炉端焼きの店で夜ご飯しとったらしい。彼??顔もおもいだせんし会った覚えがまったく。。。
5月2日。”デパートに連れてってもらった。ちひろのお兄ちゃんの下宿に行き、疲れて寝てしまった。目が覚め、千房に連れてってもらい
ものすごい大きさのお好み焼きを食べた。夕方京都に戻った。”と。。。
つまり
5月1日の夜は泊まったんか??ど、どこに???
ちひろのおにいちゃんの下宿にまでちひろとふたりで一緒に遊びに行ったんか?お、おにいちゃん?彼同様、顔も会うたことも場面も思い出せん。。。
さらにあたしはちひろのおにいちゃん宅で昼寝まで??!
”バス乗りちがいで京都1周。五条から、銀閣寺の保証人さん宅にたどりつくまで4時間かかった。”
え...
”新人コンパ。おもしろかった。全然知らん人が気分悪くしてて背中さすってあげたあたしはかなりよっぱらってたらしい。”
だ、だれの背中をあたしは...
”ちひろが泊まった。ほかほか弁当食べて久々にリッチだった。’
”しげちゃんから電話。寮でご飯食べさせてもらった。”
”1限後、ダイアナ妃を見に二条城へ。”
”衣服実習。また先生からおこられた。”
”がん細胞と遺伝学のレポートを書き上げた”
”衣服実習でばてた。”
”体育バドミントン。150回続けるうちの143回めであたしがミス...。”
”のりちゃんが海苔巻きもってきてくれた。1日のりまきで過ごした。”
”スカートの仮縫いみせたらまた先生に文句いわれた”
”実験。滴定で2度失敗。液で手が変色。最悪。”
”有機化学のテスト勉強するはずがおひるねになってしまった。”
”テストは...空白をうめることに精神統一した。”
”有機化学。まじめに聞いたが理解できなかった。”
”2日徹夜はしんどい。”
女子大生のあたしに華やかさはかけらもなかったようや。世間はバブルの時代やったはずながに。。。
さて明日...
(12月3日。着られなくなった息子の服をどうにかうちの中で利用できるようにする。使えないものは処分する。)