最初から最後までばたばた
今日は公立高校の合格発表日。
ややどんよりと肌寒い札幌。
ついにこの日が来た、来てしもた。。。ゆう感じで起きた。
朝から心おだやかでおられん母は
それでもつとめて平常どおりに朝食準備。
みんないつもどおりに食べ
いつもどおりに着替えて準備。。。のとき
自分がスイッチつけたら洗面台の2個あるうちの1個の電球が切れたとかで
両方の電球を入れ替えてつけたらもしかしたらつくかも、などと自己判断した長男は勝手に1個外し、
そして手をすべらせて落とし、そして割った。それも切れてないほうの電球を。。。
「あんたはもう!まず、切れたよって言えばいいやろ?なんでそうやって勝手にやるんよ?!そんで切れてないほうの割ったん?!
縁起でもない。。。
ちょっと頼むからおとなしくしとってま。ただでさえ家族みんなもぴりぴりしとんがに、もう〜!」
発表時間にあわせて父と息子は高校へ。
母あたしは。。。発表10分前、うちを出てやっぱ神宮へむかった。
ポケットの中で連絡がくるはずの携帯電話をさわりながら円山公園内を通って
境内の手水で手を洗い
階段の手前あたりで10時。
階段をゆっくりのぼって
門をくぐろうとした時、夫からメールが届いた。
サクラサク(^^)
折り返し電話して確認してから
門をくぐって
ひとりお礼参りして
門をでたとこで脱力した。
六花亭の休憩所前で
脱力した状態でふたりが合流するのを待った。
合流してから
夫に現地の様子を聞けば
なんと息子は緊張のあまり
ひとりで掲示板の前にたった瞬間、自分の受験番号の下2けたをいれかえて思い違いしたまま
番号をさがしてしまい、
その番号は残念ながらなくて
ぼーぜんと2分ほど立ち尽くしたらしい。
夫は少しはなれたところで様子をみながら報告にくるのを待っていて
息子がぼーぜんとしながらふりむいてこちらに数歩歩いてきたから
まさか。。。と夫も不安な思いで見とったと。
そしたらいきなりまた向こうふりかえって掲示板のほうに息子が戻って行ったもんやから
ん。。。??おい??とどうしようもなく様子を見るしかなく。。。
そしたら息子は笑顔で戻ってきた、と。
「キンチョーしてつい。。。」
苦笑いの息子。
あんたはまったく...。
まぁそれでもほっとした3人はその足でお礼参りをし、六花亭で判官様とお茶でようやくひといきついて
そして近所でコーヒーを飲んだ。
そして学校に報告に行く時間になり、
息子だけ先に店をでて、夫とあたしは
やれやれ。。。ほんま疲れたね。。。とゆっくりコーヒーを飲んでから家に戻るつもりでいた。
が、
20分後、息子が大慌てで戻ってきた。
「あのさ、紙忘れて」
なに?紙って?
「ださなきゃいけない紙で」
なんかようわからんが慌てて店をでて家に戻り。。。
実は本人が前から学校からもらっとった紙があって
それは書き込んでハンコおしてこの日この時に提出せんとあかんやつやったらしく
そんな大事な紙あったとはこっちは聞いてもおらんし見せてもらってもおらんで
さっき友達が持っとった紙見てはっと思い出して慌ててもどってきた、と。
今さら慌てて書き込みはじめる息子とせかされて慌ててハンコ押すというこのばたばた状態に
「あんたはなんでそうやっていっつも...肝心なこと忘れとんがね〜ほんまに〜!」
慌てて出直す息子を玄関で見送ったあと
肩をがっくり落として深いためいきつきながら
「。。。ほんま、疲れるわ。。。他にまだ忘れとることないんやろかね。。。不安やな。。。」
精神的な疲れと、まだまだ残る不安から
その後の言葉が続かん夫とあたしやった。
けど
あぁそうや
あたし今夜も仕事やった。
今から3人の晩ご飯作っとかんとあかんやん。。。
我にかえる。
つくづく親としてこんなしんどい思い、もういやや...て実感した高校合格発表日。
ほんま心臓に悪い思た。