輪厚にて
友人からもらったANAオープン入場券。
いつもどうもありがとう。
今回のチケットのトップには
石川りょう君の写真がばっちし映ってた。
前回までにはない展開だ。
おおそうか、ついに彼が出場のゴルフか、と
あたしにとっては息子ほどの年齢の彼を母親的視点でほほえましく見れるかもな期待20%と
無料配布のてっぽう汁に対する楽しみ80%(2年前食べたとき、おいしかったもんな〜)の輪厚ゴルフ場だったが
前日の段階で石川りょう君は予選落ちで決勝の出場はなくなった、と。
となれば
楽しみはてっぽう汁100%となって(何しに行ってんだか)
てっぽう汁配布時間の11時ジャストに現地に到着。
そして
てっぽう汁テントまで、目にやさしい、美しい芝のゴルフ場をみながら気持ちよく散歩しつつ向かった。
すでにプロゴルファーの戦いはあちこちで繰り広げられとったが
ゴルフというスポーツは
とにかくし〜んと静かで
1回打てばようやく「...ぱちぱちぱち...」と静かな拍手がわき起こる...というもの。
パターのときなんかは、沿道歩いとる足すら客はぴたっと止めんなん(打つヒトの目障りやから)し
声ひそめて、あるいは黙って
客はまわりの木と同化しながらじっと見守る、
そんなスポーツや。
11時15分頃、テント前に着いた。
ふと見ると
”てっぽう汁終了しました”の札。
え?
15分しか経ってないのに??
テント前でここまでボーゼンとしたヤツはあたしくらいかもしれんが
100%の期待が崩れて意識もうろうとしながら
とりあえず落ち着こう...と横で売られてたおにぎりとお茶を予定外に買い
芝に座って食べる。
そして
”通りがかりにのんびり受け取れた2年前とはずいぶん状況がちがってきとるんかもしれん...ひょっとしたらてっぽう汁のために
時間前から行列でもできてて時間になって配布したら、用意した分なんてすぐスッカラカンになっちゃうくらいの
激しい競争率になっとったんかもしれん...”
先読みできんかったのんびりな自分をさんざん責めながら
とりあえずチケットみせればひきかえてもらえる景品をところどころでいただいて歩く。
そして
あてにしとったてっぽう汁の余白分おなかがモーレツにすいてきて
出口近くの食べ物テント会場の中にふらふら立寄り
ここ、北広島市名物とかいう”ひろっこうどん”を買う。
北広島市のにんじんをねりこんだ、にんじん色のうどん。
あったかいだし汁にようやくいやされて
ゴルフ場をあとにしたのだった。
それにしても
観客多かったな。