むなしい
時に
”このままあたしがここでひっそりへたばっても、
世間はなんら変わらずなんの影響もなく
いつもどおりの毎日が
流れてくだけなんやろな”
と思うことがある。
というのも
今あたしが直接関わっとるといえる外部の人たちゆうがが
職場以外にあんましおらんからなおさら。
職場はもちろん、急に穴あいて一瞬は困るだろうけど
それも誰か代わりを見つけて教育すればどうにかなること。
所詮バイトゆうのは、誰でも代わりはおるゆうていどの立場でもある。
先週から
むなしいなぁ...とつくづく思っとるのは
あたしは専業主婦として名字まで変えて長年夫を支えてきたつもりだったのに
夫を支えることで会社にも貢献しとるわけやから会社からもそう思てもらえて
多少優遇してもらえる立場やろと思とったがに
結局のところ、
会社ゆうのは正社員である夫だけを会社のために大事にするもんなんやなと、
国も、正社員であるという立場の人だけを優遇保証するもんなんやなと
今さら実感させられたから。
会社の命令にさんざん振り回されてきた夫に、妻としてあらゆる場面でこれまで協力してきたことで
どんだけ会社にも貢献しとることか。前の会社でだってそうやし
今の会社でもそうや思とる。
夫の会社からの指示もあり、
40才以上の健康診断というのに初めて出向いて行ったところ
身長体重をさらっと計って尿と血液採取ていどで、ものの30分で終了。
なのに2060円もの自己負担。
会社からというより、ただ、市からの案内が会社の方に届いたから行ってきたらどうですか?というだけのことだった。
ところが夫は去年、けっこうすみずみ健診してもらえてた。昼食まで用意されて。すべて会社の負担で。
待合室で呼ばれてた方はみな、そういう感じで会社から出向いて来た、という感じの人ばっか。
そんな中
てっきり同じような健診だと思い込んで待ってて
たったのこんだけしか診てもらえないであっけなく終わってしまった、ということに
「主婦という立場、仕事してても正社員じゃないという立場の自分は、どこからも守られないんだ。。。」と
とてもわびしくなった。
そしてねんきん特別便が届いてみてみると
あたしは正社員だったときは厚生年金。
辞めた時期は国民年金。これは納得。
だけど
夫の扶養家族に入ってからはただの無職とはちがう、妻としての立場で
てっきり夫の厚生年金に付属する立場での厚生年金なんだろと思い込んでた。
あまりに無知やったあたしもあかんとは思うが
その後ずっと国民年金で今まできとるという現実を知って
つまりこれは自営業と同じ立場やったんやな、と。
つまり
どこからも守られず、
自分の負担は自分でまかなえと。
だけど専業主婦は自営業者とちごて収入がない。そこで夫にお願いして払ってもらうというような、そんな立場なんや、と。
さらに
札幌に転居の際に
手帳の住所変更をしとこうと最後に石狩市役所に夫が出向いたところ、
「特に手続きは必要ないですよ」と言われて、へぇ〜...と思いながら今まできたが
あらためて住所変更の必要がなかったのは厚生年金で正社員である夫だけやった。なぜなら”会社が全部やっといてくれるから”。
夫にはちゃんと今現在の住所が記載された特別便が届いとったことに今夜気がついた。
そしてあたしの年金手帳はというと
当然石狩の住所のままやから今回の特別便も石狩の住所あてに届いてしまい、転送されてどうにか今日ここに来た、という感じやった。
国民年金のかたは住所変更は市役所に届けが必要、と書いてあって
ったく、なんだよ〜!夫は届け出必要なくて、妻は必要ってどーゆーことなのさっ?!
だいたい石狩市役所も、そうきちんと言うてくれればあたしのは当時住所変更とっくに済んどったはずながに。
結局専業主婦的妻なんてそういう立場...ようわかったわ...
そういうことがひとつひとつ解明されてきたここ最近の出来事。