40と41のさかいめに気づいて
冬休み最終日。
40才最終日。
鷹栖の味噌を買いに大通へ。
ついでに財布を見ようと決めた。
見た目まだOKな感じしても
使い慣れて手になじんで充分機能果たしてくれとっても
財布というヤツは3年以上使うと
なんとなくパワーがなくなってくる感じがするというか
覇気がなくなってくるというか
いかにもそれは
多少ぎこちなくても若さみなぎる新人と、
仕事に手慣れてややなれ合いになったお局さんとのちがいにもどこか似たような...。
最近そう思うようになった。
ただでさえ物欲がないから
ほっとけばず〜っと10年も20年もひとつのものを使いつづけて平気やった。
物持ちがいい、というのが褒め言葉やとずっと思い込んどった。
中学の部活で着とったTシャツ持っとるがも
短大で毎日使っとったカバンまだときどき使っとるがも
傷んどらんし充分使えるよ、ゆうことでやけど。。。
あまりにひとつのものに固執するのは
時代についていかなすぎというか
頑なすぎというか
生活の中のうるおいに目が向かなすぎというか
ともかく
”もうちょっと視点をどうにかしたら?”とようやく自分で思うようになり。。。
それで3年ひと区切りで財布は変えようと。
今
ちょうど切り替え時やなということで
今まで選ばんだような色合いの財布を見つけてそれを買った。
うちに帰って
今までの財布から新しい財布に中身入れ替え。
新しいだけに
カードのポケットがまだ固くていまいち入れにくいし
今まで全部入っとったショップカードが全部入りきらんかったりはする。
小銭も今までみたいにぎっちり入れたら
今回の財布はぽんぽこぽんになるから
あんまし小銭は入れすぎんようにせんなんな、と気持ち
まだ使いづらさを感じずにはおられん。
けど
財布に限らず
物ごと、環境、人づきあい
なんでも、慣れたものより新しいものに対して
必ず最初はぎこちないもんや。
慣れたもののほうがなんでもラクに決まっとる。
だけどいっつも慣れたものばっかに囲まれとると
新しいものだんだん受けつけん偏屈体質になりそうというか。
最初ぎこちなくても少しするとたいてい人間なんでも慣れてくもん。
新しいものへの切り替え時とか関わりは、けっこうエネルギー使うけど
新しいもの、新しい環境、人付き合い
今後も意識してときどき取り入れていかんとあかんなと
自分への戒め。
ラクなほうへ後戻りせんように
今までの使い慣れた財布は清め塩振って処分。
これでもうこの新しい財布だけがあたしの財布。
こうして自分追いつめんと新しい物買えん、新しい物使えんゆうがもどうかと思いつつ
でも自分で決めて自分で買うただけ
ずいぶんと前進やろ。