若さの分かれ目はなにがきっかけなのか
50歳主婦バイトが3ヶ月で辞め、
学生バイトが結局1ヶ月で辞めてしまった、夜の厨房バイト。
いかに過酷な仕事内容か、働いてみてわかったやろ...ゆうやつや。
あたしはそれを昨年末まで2年間毎晩やっとったんやからな。
たかだか週2日(あたしが来なくなった日)だけのバイトやゆうがに、なかなか根性ある人が来ん。
そして先週からまた新しい人を採用し、来てもらうことになった。
あたしとかぶらん週2日だけの採用やとどうもバイトが続かんゆうことで、
今回の人は週1日はあたしとかぶるように組まれたシフトになった。
着替えのロッカー室で初対面。その時点であたしのほうには彼女に関しての情報は一切なかったから
普通にご挨拶。求人条件としてはたぶん30代後半くらいまで、ということになってたと思われたから
あたしの中で勝手に30代後半の主婦なんだろうと想定し、そこから話を開始してしまった。
着替えながら「お子さんは?」と聞いてみる。(その時点で小学生くらいの子がいるのかな、と勝手に想像)
『いないんです』と返事が。(その時点で、あ、いないんだ、夫婦だけの家庭なんだ、と勝手に想像)
着替えてすぐあたしはいつもどおり厨房へ。
基本的に職場ではあたしはそんなに愛想がよくない。必要最小限の会話しかしない。
そして少しして32歳社員があたしのところにやってきてこそっと言った。「彼女、老けてるよね」
とっさにそう言われてもあたしはまじまじ彼女を観察してないからよくわかんないよ。それが初日。
そして今週知った事実。履歴書上、彼女は独身。そしてまだ30代なりたて、と。
それにはけっこう衝撃的ではあった。あたしの中での30代そこそこのイメージとはずいぶんとかけはなれてたから。
それも独身となればさらに衝撃。ぱっと見の第一印象があきらかに主婦10数年め、な感じ。
そこで一部のあいだでまた”仕事につきたいがための年齢詐称では?”の疑惑が持ち上がっているらしい。
32歳社員が会話してみてもどうも話題が30代そこそこな感じじゃない、なんかおかしい、ということらしい。
まぁでも昨夜一緒に働いてみての仕事ぶりは悪くはなかったので、あたしにとっての不安は解消してよかった、と思ってた。
あたしにとっては年齢がどーこーより、ちゃんと仕事こなしてくれることのほうが重要だ。
ただ
周囲にそう(年齢のことを)勘ぐらせてしまう印象ってのはどうしたものか、とは思う。
30代って独身もいれば既婚もいれば子持ちもいれば子なしもいる。それがあちこち枝分かれする年代ともいえる。
そして同時に若さも維持できる人、できない人に大きく分かれてしまうんだろうか。
それはなにがきっかけになるんだろう。
ただはっきりわかったこととして
老けてみえるより年相応か、やや若さがあったほうが第三者にはいい印象、ということ。年をとればとるほど
それはちょっと努力していかないといけないことかもしれない。