しっくりくるとこ
マルシェで別海の飲むヨーグルトを息子たち用のお土産に買ってから
夫とふたり、おなかすいたねー昼ご飯どこにするー?
あそこはどーやろ、でもあっちのほうがいいかなー...
あーでもないこーでもない、結局何食べたい気分なんか自分でようわからんなぁとか言いながら
なんとなく大通駅まで移動してそしてなんとなく通りがかってぴたっと足止まったのが、ひのでそば。
そーやな、うん、こういう気分やな。
「かけそば(280円)ひとつ」言うて3秒であたしの目の前にかけそば。はやいわー。
「てんぷらそば(380円)も」言うてお金払って15秒くらいで夫の前にてんぷらそば。おお。
せまいカウンターの中にフォーメーション組むおばちゃんが4人。そば作成のこのチームワークがまた良いわ。
出されたらとにかく無言で食べるのみ。食べ終わったら、とにかくさっさとカウンターを離れるのみ。次の人のために。
ここはすべてにおいて無駄なし。
でもおなかはあったかいダシで満たされるから安く軽く食べたわりに満足、そして
カウンターはそばを食べるためだけにあるから
タバコ吸ってのんびりの人は当然おらずおかげで実はありがたいことになにげに禁煙エリア 、さらに
腰かけとらんから次の行動に向けてさっさと移動しようという気にもなれるという、
あたしにとってはそうとうにしっくりくるところ、それが立ち食いそば屋。
ランチが安くおさまると、安心して「うち帰る前にコーヒーも飲んで帰ろうか」という気にもなれる。
帰り道、この地域でコーヒー250円はほんま破格やな、の六花亭の喫茶に寄り道。
とても丁寧に接してくれる、おそらく社内教育がちゃんと行き届いてるんだろうなと思わせてくれる六花亭の店員さんにも
心和み、
さらに「コーヒーのおかわりいかがですか?」と席まで何度も注ぎに来てくれ、
ほんまにありがとうございます、250円で3杯も...の、のんびり1時間に体ぽかぽかになって
そこから自宅までの雪道15分はぜんぜん寒くなく帰れた。
結局こういうコースが
一番しっくりくるんやねぇ、うちら。