快晴
久しぶりに晴れた〜!
まだちょっと肌寒さはあるけど
それでも青空と陽射しで、朝から気持ちいい。
息子たちは
長男は部活
次男は来週そうそうに学校のテストがあるので朝から塾で自習
と、ふたりとも弁当が必要な土曜日。
ふたりを送り出したあと、
夫とあたしは、前から気になってた場所へ行ってみることにした。
2年前に廃校になった小さな小学校。
そこを木の工房&カフェで一部再生させてるというので
昔ながらの木造校舎が大好きな自分たちはわくわくしながら訪ねていった。
玄関も廊下も
廃校当時のまんま残されてた。
靴箱には『校長』『教頭』『山本』と当時の先生の場所そのまま、シールが貼られたまんまだった。
いちおうお客さんのうちらは玄関で、まるで授業参観にでも来たかのように
下駄箱に入った来賓用スリッパをとりだしてはきかえ、自分のくつを下駄箱へ。
廊下には跳び箱とか平均台が。『使ってもいいけど気をつけてね』というメッセージが横にあった。
職員室の引き戸をがらがらっと開けると、そこがカフェ。
黒板には廃校当時の最後の3月の学校行事が白チョークで書かれたまんまになってた。
中のテーブルや椅子、キッチンは、
全部体育館(木の工房)で作ったものらしい。
テーブルにつくと、窓の外(旧校庭)にたんぽぽの花畑。
創立105年で廃校になってからこの2年間、子供たちがかけまわることもなくなった校庭は
雑草の自由空間になり、たんぽぽがいい感じで自然に花畑を形成したようだった。
職員室の窓の外に広がるこの自然の景色とここをかけまわる最後の全校生徒18人を
当時の先生たちは、ここからほほえましくながめてたんだろうなぁ。
白砂糖も卵も牛乳も使わないで作る豆腐ベースの完全オーガニックケーキ。
有機栽培コーヒー。
それをのせて運んでくるトレーもすべて木の工房で作られた手作りだし、
グラスの下にしかれた、毛糸で編まれたコースターも手作り。
おだやかな空気感に、
しばらく忘れかけてた感覚が蘇ってくるようだった。時間忘れてぼーっと過ごしてた。