2010年7月27日
うちのうな丼
1尾を半分にカットしたのをどんどん!とのせた、ひとりに1尾分のお店のうな丼スタイルのは
実家では食べたことがなかった。
夏のあいだに夏バテ防止に1度は登場した実家のうな丼は、
蒲焼きを細く切ってタレの中でさっと煮絡めたのをそれぞれの丼ご飯に7切れほどのっけたスタイル。
あたしは、そのほうが食べやすいからそうしてるんだろうと思ってた。実際食べやすい。
でも最近なんとなく気がついた。
7切れほどというのは1尾の半分ほどの量。家族5人に、鰻2尾あればどうにか振り分けられて足りる。
関西の鰻は頭付きで開いて焼かれて売られてるから、母は頭部分もそのうちの数のひとつとして
タレにいれてた。子どもはたべづらい頭のとこは大人が食べてた記憶がある。
あんまり安くない鰻を母はうまく工夫して見た目にも満足できるように食べさせてくれてたのかもしれない。
子どもの時の食の記憶はずっと続く。
うちで作って食べるうな丼は、実家スタイルにしたくなる。だから家族4人で2尾分を細く切って鍋に入れ、
多めのタレに浸して、食べる直前にあっためて丼ご飯にタレごとのせる。結局自分で作るようになってから
ずーっとなんの疑問もなくそうやってきた。
昨日の土用に作れなかったけど、今夜はうな丼作っとくね。
by yukari at 10:35