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弱い自分

弱さを隠そうとして強くふるまおうとするものの、結局のところ、やっぱり弱い自分。
がっかり感や残念な気持ちは、しばらくすると急に冷たく冷めた気持ちに変わり、
乱れる心を守ろうとする自己防衛本能から、ドライな態度にあらわれる。
今まで何度かこういう残念な経験をした。

ドラマ『GOLD』の天海祐希さんの言葉がけっこう心に響く。
「自分のことを投げ打ってでも駆けつけてくれるような、駆けつけたくなるような親友はあたしにはひとりもいない」
「世間話をする相手は単なる知り合いなのよ」
そういわれて、初めは「親友ですか?えぇ、学生時代の友人とか何人かいます」と言ってた長澤まさみちゃんが
「それはあなたのために駆けつけてくれるような人なの?」と聞かれ、最終的には号泣しながら
「撤回します!私には親友と呼べる人はひとりもいませ〜ん!!」と言うシーン。
こっちは友人や親友のつもりでも、相手もそう思ってくれてるかどうか、確信持てるかと聞かれると、
そうでもない場合のほうが多いかもしれない。
こちらが思ってる以上に相手が気にかけてくれてることに気づいたときは、それはもう感動で、その気持ちを何かの折りに表そうと
エネルギーも沸くし気持ちがほっこりするけれど、
こちらが思ってるほど相手はこちらを気にかけてはいなかったことに気づいてしまうと、
そうだったのね...とこれまでの自分の勘違いがなんだか情けなくなる。

自分は気にしすぎなのかもしれない、あたしが悪いのかもしれない、と
今度は自分を責めることになり、
精神衛生上、とてもよくない感じになっていくから、
いつまでも引きずらないためにもドライにならざるをえなくなる。
そんなこんなで自分の心からデータをまたひとつ削除。今日はそういう日だった。

by yukari  at 14:58
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