家族4人で最後の夏旅行 1
来年、長男が大学に行くとなると
この夏が最後の、家族4人旅行になるねと
決めた方向は十勝帯広。
軽自動車にでかいのが4人も乗って行ける距離といえば、頑張っても帯広までだなぁということで。
高速道路でも、うちの車はひーこら頑張っても90キロまでしか出ない。
というわけで、みんなにびゅんびゅん追い抜かれながらとっとことっとこと、まずは途中で休憩。
うちは基本が『分けっこする』。
夕張メロンソフトを1個買って4人で順ぐりまわして分ける。
暑すぎてあっというまにとけるとける。
そして夕張なのに夕張メロンはもう出荷終了、あるのは別のメロンですの札に
「なぜなんだ...」と腑に落ちない思いを抱えつつ、また出発。
朝8時に家を出てとっとことっとこの遅さでどうにか帯広駅周辺に着いたのが12時半。
帯広で豚丼を食べようとはらぺこで着いて
決めてた”とん田”に向かうと、ディズニーランド2時間待ちレベルの行列。
いちおう並んではみたものの、いっこうに進む気配はないし、ひなたで立ってると頭あつくてくらくらしてきて
これはきついと、急きょ、駅併設のエスタに移動。
中の 『豚はげ』なら涼しいところで待てるからまだマシと30分ほど並び、よーやく座れたのが2時。
「く〜、おなかすいた〜!」の長男のところにやってきた特盛り6枚のっけ豚丼。
あと3人が頼んだ普通盛りは肉4枚だった。1枚が大きくてやわらかくて大満足だったなー。
結局はやい判断で『豚はげ』にしてよかった。
次の目的地は夫の希望で緑ヶ丘公園内の百年記念館。
大自然だった十勝の開拓の歴史や文化を知ることができる場所。
いろんな府県から移民がやってきて、厳しい寒さの中、幾多の困難に立ち向かいながら開拓していた様子も
見ていくことができるんだけど
驚きは、移民の一番多くを占めたのが富山県民だったということ。
なんか懐かしさを感じる、この一室も
次はあたしの希望で帯広美術館。
高橋由一、五姓田義松、さらには藤原慶喜の絵まで、
なんだかちょっとすんごい展示になっていて、計180点のうちの大部分が
個人の所有物というから、もー驚きだった。
今回は別室で、美術館所有のポスターを寄せた展示もあったりして、
とても見応えのある美術展になってた。結局閉館の5時までいた。
3人、だいぶ背丈が近づいてきたな。