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友人と

朝、 料理教室に行く途中で友人からランチのお誘い。
いいよいいよ、んじゃ、こちらの用事が済む昼過ぎにね〜と待ち合わせの約束をして
それからクラスの1回目に行ったわけだけど、
最後にちょっと試食するていどなんだろと想像してたあたしは
しっかり1食分の食事量の試食に、そーだったのか...と驚いた。
だけど野菜料理なのが幸いした。これがごちそうおもてなし料理のクラスだったとしたら
もう無理だったろう...。

友人は息子の合格を喜んでくれた。嬉しいもんだ。一緒に喜んでもらえるって。
そういう意味では、息子はまわりの友達が大半これから受験ということもあって、わーいわーいとはじけられない分、
ちょっと気の毒だな。たしかに瞬間、授業中だったにも関わらず、みんな喜んでくれたらしい。でも、その次の瞬間には、
さぁ自分は合格できるんだろかというせっぱつまった気持ちは少しわいたろう。それは当然。
中には、いいなぁ...といううらやましい気持ちもわくだろし、どうせ...というねたみの気持ちも多少もったかもしれない。
ここまでに至るこの半年間の怒濤の親子の戦いと協力、
さらには前日の夜までホテルの机で勉強してた息子の努力、加えて当日の英語の小論文やら面接やら、
いろんな部分で消耗しきった結果のことだけど、それでもうちら自身もどこのどの部分で評価の決めてになったのかを
知りたいくらいに、今回はぎりぎりまで結果についてはまったく予測できなかった。
面接後、敗因になりそうな要素がなんだかいっぱいあった気がして
秋田帰りの道中は、息子と2人、とにかくどんよりと重苦しい気持ちだったから。
そんなことやらいろいろあったけど、とにかく
この時点で行く先が決まってる子、これから勝負の子、そのどっちかの立場しかない。


1ヶ月以上前にすでに推薦で大学の合格をきめた子は数人いるらしい。
大学じゃなく、もう来年の夏にオーストラリアの観光の専門学校に行く、観光の仕事につきたいから、と決めて
今はそのためにせっせとバイトに励んでるたくましい女の子もいるんだとか。
だからそういう、先の方針が決まった子たちと
ささやかに静かに本心から、よかったね、と言い合うていどしか今はできないな、という、
これからの子たちに対する遠慮が、先に合格した子たちなりにやっぱりあるよね。
みんなと一緒に、よかったなー!とヨロコビあえるその瞬間が待ち遠しいだろうな。

オゾニコという店であっというまに2時間。
ヨロコビを分かち合ってくれてありがとね。

by yukari  at 17:33
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