自分の基準は面取りで計る
晴れたり雨降ったり忙しかった空。
梅干し用の梅、そろそろ出てるかな〜と桑園イオンへ行ってみたけど
まだ青梅が少し出てるくらい。
もう少し待とう。
テレビでは朝からよさこいの中継。
20年前の第一回めのよさこい祭りはたったの10チームの出場の祭りだったことも
ふりかえってた。
中心になってる西5丁目会場は職場のそばで、
映る景色がいつもの通勤路だから妙な感じ。だっていつもは車がびゅんびゅん走ってる場所に
席が組まれて、そこで大勢踊ってるんだからなぁ。
今年は2時46分に全員で黙祷のため、祭りがその瞬間だけ止まった。こんなことは
20年の歴史の中で初めてのことだとアナウンサーが言ってた。
必要最小限のものを買って帰って、
午後は家でのんびりよさこい中継を見ながらコーヒー。
あ、息子の修学旅行土産のお菓子、まだあったね、とそれを食べつつ。
前なら、
『なにもしないのももったいないから、どこかでかけてこよう』ととりあえず外出して、
ついでにカフェでお茶して(それも必ずケーキも食べて)帰ってきてたのが、
今は『特に用事もないから、うちでテレビや読書でのんびりしてていっか』に気持ち変わってきて
家でのんびりくつろぐことにも、前のようにむなしさを感じることがなくなってきた。
考えてみれば今まで休日はほんとよくでかけてて、
でかけた先でやたら出費してたなぁ。
でかけるばかりが休日の過ごし方じゃないと最近は思うようになって
家で時間を充実させることに意識が向き始めてる。
夜ご飯のおかずに
大根と豚バラ肉の煮込みを作った。
時間あったから、珍しく大根の面取りもして。
時間と気持ちにゆとりがあると、丁寧なこともしようと思える。
仕事いっぱいして時間給もたくさんもらって手取りが多くなっても
忙しくなった分、時間削られる分、あたしはたぶん大根の面取りなんてしようと思わなくなるだろう。
代わりに、すぐ食べられるものを買ったり『今日は外食にしよか』とか言って出費が増えるだけなのかもしれない。
あたしの場合、
今の収入をうまく工夫してやりくりすることを考えるほうがまだましなのかも。
そんなこともゆっくり考えられた午後。
給与天引き方式で
夫の給料だけがうちの収入なんだと
「思い込んで」
「強引にそういうことにして」
来月は試しにやってみようか。
面取りして煮込んだ大根は煮崩れしないし口当たりも良くておいしかった。
たかがそれだけのことだけど
面取りすらしようと思えないような落ち着きない暮らしにならないように、
判断に迷ったらそこを基準に自分の動き方を考えよう。